CO2排出量

施工段階におけるCO2排出量削減のため、各作業所での省燃費運転講習会の開催、アイドリングストップ運転及び建設機械・車両の適正整備の励行等を行っています。
2016年度のCO2排出量原単位は、10.43t-CO2/億円でした。2015年度と比較して、0.61t-CO2/億円(5.5%)減少しました。

産業廃棄物処分会社指定制度によるCO2の削減

建設作業所で排出するCO2のうち、約90%近くが軽油利用に起因するものであることから、軽油使用量の低減がCO2削減に大きく影響します。
東京地区は指定6社10工場、関西地区は指定7社9工場の中から現場に近い処分会社を選定し、廃棄物の運搬距離を短縮することにより、収集運搬効率が向上、CO2の削減につなげています。

建設発生土の場内有効利用によるCO2の削減

建設作業所で排出するCO2のうち、約90%近くが軽油利用に起因するものであることから、軽油使用量の低減がCO2削減に大きく影響します。
近年は土砂埋立て事業場までの遠距離化により、土砂運搬時におけるCO2の発生も増加する傾向にあります。
作業所では、掘削工事から発生する土砂の場内埋戻し土として利用することによる、場外搬出ダンプ台数の低減、また社内残土ネットワークシステムによる、近場の作業所の埋戻し土として利用する等のCO2削減を図っています。
また、場外に搬出された建設残土の大半は埋立処分されており、埋立てによる森林破壊の原因にもなります。残土の搬出量を減らすことで、森林保護にもつなげていきます。

「ポレスター昭島」新築工事(東京地区)

根伐り工事より発生した掘削土砂4,000m³のうち約1,890m³を場内にストックしました。仮置き中もシート養生による粉じんの飛散防止や板塀による土砂の流出防止対策を確実に行い、工事進捗に応じ順次埋戻しに利用。土砂の場内有効利用により搬出ダンプ数を少なくでき、約5.3t-CO2の削減を達成しました。

「セントアイナ藤が丘」新築工事(関西地区)

本体棟と駐車場棟並びに付属棟の基礎工程を調整し、掘削土砂を場内で堆積・埋戻しに転用することで、場外から持ち込みする土砂をなくしながら、残土搬出も最小限に抑えるよう計画しました。この結果、基礎埋戻しに必要な約5,350m³を場内で転用し、ダンプ利用によるCO2排出量を47.15t-CO2の削減を達成しました。

建設作業所での夏季節電対策

昨年度に引き続き、2016年度も「具体的な目標数値は定めず、熱中症対策を考慮した無理のない節電対策」として活動を行いました。2016年度は全国的に猛暑日が多い年となりましたが、節電行動計画のもと夏季節電対策を建設作業所で推進した結果、東京地区では2010年度比13%、関西地区では40%の削減となりました。

葦簀、簾を利用した風通しの良い休憩所の設置
節電啓蒙表示(空調機温度設定)

大規模修繕工事でのCO2排出量の把握

長谷工リフォームの大規模修繕現場でのCO2排出量を表の通り、受注金額5千万円以上の完工した116現場(東京72現場・関西44現場)で計測しました。総CO2排出量は142.45tと先期比13%の増加となりました。原単位当りでも、共同電力の減少や工事の小型化もあり、0.73t-CO2/億円と前期比32%の増加となりました。ISO14001の導入から2年が経ち、協力会社を加えた産業廃棄物分別の推進等、環境活動・省エネルギー意識の向上を推進し、更なるCO2削減に取り組みます。