CO2排出量算定プログラム

2011年に開発した「CO2排出量算定プログラム※」の運用を継続しています。2016年4月1日から2017年3月31日の間に設計したマンション100案件(東京:76案件、関西:24案件)で運用し、年間戸当たり平均値は以下の結果となりました。特に関西地区におけるCO2削減率が大きく伸びたのは、オール電化案件の増加に伴うものと考えられます。また、2016年度ISO14001(設計部門)において、環境目的「地球温暖化の防止」・環境目標「CO2排出量算定プログラムの活用」・目標値「CO2削減率8%以上(1990年比・専用部)」が設定されています。

※集合住宅の専用部・共用部の各仕様によるCO2排出量とランニングコストを算定・比較できるプログラム(比較対象は京都議定書におけるCO2削減率算出の基準年である1990年の当社基本仕様)。また、2010年に開発した「植栽計画によるCO2削減量算定プログラム」と合わせて、案件全体のCO2排出量の算定が可能です。

環境に配慮した住宅設備機器

マンション向け家庭用燃料電池「エネファーム」の採用推進

マンション向け家庭用燃料電池「エネファーム」は一次エネルギー利用効率が約85%と高効率な環境に配慮した設備機器です。当社では自社設計・施工の分譲マンションにおいて「エネファーム」の採用を推進しています。
第一弾として採用した「ザ・プレミアスカイ品川中延」(15階、100戸)を含め首都圏で7件、近畿圏で2件の計9件のマンションに採用いたしました。さらに設計中案件においても数件で採用を検討しており、積極的に採用と環境配慮への取り組みを推進していきます。

環境配慮設計の事例

プラウドシティ塚口マークフォレスト(兵庫県尼崎市)

「プラウドシティ塚口マークフォレスト」は共用部に太陽光発電設備(70kW)やガスコージェネレーション設備(31kW)、蓄電池(8.4kWh)等を設置し、マンション内の電力需要の抑制や平準化を目的に、電力の見える化やピークカット運転等のエネルギーマネージメントを行なっています。また本件は、「尼崎市スマートコミュニティ推進事業」の認定を受けており、尼崎市の地域通貨ポイントと連動させたデマンドレスポンス※を実施しています。

  • 電力需要が逼迫する際、供給者側からの要請に基づき需要者側で電力の使用を抑制もしくは別の時間帯にシフトすることで需給バランスを保つこと。
電力の見える化(デジタルサイネージ)

レーベン守谷 THE BRIDGE(茨城県守谷市)

「レーベン守谷 THE BRIDGE」では、屋上にソ-ラ-パネル約1100枚を設置し、太陽エネルギ-で発電しています。
発電した電力は、固定価格買取制度により全量売電し、収益は各住戸の専有面積の割合に準じて還元しています。オ-ル電化と組み合わせることで月々の光熱費を約55%削減しています。

ソーラーパネルの設置状況