2011年10月21日

長谷工アーベストは、首都圏居住者に対してWEBアンケートを実施し、"人との繋がり"に関する『震災後の意識変化』について分析を行いました。(調査期間:2011年9月2日~9月5日、有効回答件数2,439件)

その結果、"住民同士の繋がり・コミュニティ"については、9割以上の方が「大切だと思う」と回答し、その内約4割の方は「最近、大切だと思う意識が高まった」と回答する結果となりました。震災以降、何かあった時に助けあえる事の大切さを実感する中で、家族や親しい人だけではなく、日常の生活において身近に住まう人との繋がりについて大切という意識が高まっている様子が窺えました。
しかしながら、身近に住まう人と'希望するご近所付き合い'が実現できているかについては、5割以上の方が「充分に出来ていない」(「あまりできていないと思う」「全くできていないと思う」の合計)と回答しています。「適度な距離感を大切にしたい」という声が依然として多いものの、何かあった時に助け合える(実際に機能する)コミュニティとして、'日頃の挨拶'のほか、'お互いの家族構成の把握'、'連絡先の交換'など、"情報による繋がり"を希望する声が聞かれています。このような住民同士のコミュニティ形成が、今後一層重視されると考えます。

「住民同士の繋がり・コミュニティ」が大切だと思うが95% (グラフ 1. )

住民同士の繋がり・コミュニティの意識については、「以前はあまり大切だと思わなかったが、最近大切だと思うようになった(14%)」、「以前から大切だと思っていたが、最近更に大切だと思うようになった(27%)」を合わせて41%の方が、最近(震災以降)意識が高まったと回答しています。また「以前と変わらず大切だと思う(54%)」を合わせると95%の方が"大切だと思う"と回答されました。

「ご近所付き合い」の希望と現実には54%がギャップ (グラフ 2. )

希望するご近所付き合い(コミュニティ)の実現については、「あまりできていないと思う(43%)」「全くできていないと思う(11%)」を合わせて54%の方が、充分に出来ていないと回答しています。
また、住民同士の繋がりについて「以前から大切だと思っていた」「以前と変わらず大切だと思う」と回答された方でも、約5割が充分に出来ていないと回答しており、「ご近所付き合い」の希望と現実にはギャップがある様子が窺えます。
ご近所付き合いとしては、「何かあった時に、気付いてもらえるよう普段から挨拶や会話が出来る関係でいること」「連絡が取り合えることが安心」「様々な情報を教えてくれる方が同じマンションにいるので助かる」「夫婦二人になった時にも、身近で助け合えるよう名前など知りたい」などの声が聞かれ、日頃の挨拶や会話などのほか、"情報による繋がり"を希望する声が聞かれました。

長谷工アーベスト WEBアンケート(9月)

調査対象 首都圏居住者
調査手法 WEBアンケート
調査実施日 2011年9月2日アンケートメール配信、9月5日締切
有効回答件数 2,439件

震災後、住民同士の繋がり・コミュニティが「大切だと思う」意識は変わりましたか? (グラフ 1.)

あなたが希望する「ご近所付き合い(コミュニティ)」は、現実にできていますか?(グラフ 2.)

[希望する「ご近所付き合い(コミュニティ)」についての声(一部抜粋)](年齢/家族構成)

  • 会えば会話ができ、顔と名前、また何人家族なのかの情報が分かるくらいのお付き合いがしたい。(28歳/夫婦+子供)
  • 何かあった時に、気付いてもらえるように普段から挨拶や日常会話を出来る関係でいることが、いざという時にも助け合えることに繋がると思う。(33歳/単身)
  • 普段は挨拶程度のコミュニケーションでもよいが、災害時など緊急事態が生じた場合は、子供を一時的に預かったり、物資を共有したりできる関係が良い。(36歳/夫婦+子供)
  • 共働きの為、普段はなかなかできないので、掲示板等を活用して情報共有を増やせればと思う。(32歳/夫婦+子供)
  • 近所の方々と震災後は密に連絡を取るようになりました。これが安心につながっています。今住んでいる地域は年齢が高いので余計に大切です。(70歳/単身)
  • 地域の情報を共有できることや、子供を地域で守っていくようなコミュニティが理想です。(39歳/夫婦+子供)
  • まずは挨拶から実行しています。今は散歩・買い物情報・いろいろなことを教えてくれる方が同じマンションにいて助かっています。(61歳/単身)
  • 年齢問わず参加可能な、また世代別のコミュニティを通して他世代と繋がれるようなのが理想。マンションで開催されるイベントなど良いと思う。(35歳/夫婦2人)
  • 夫婦2人の生活になると子供を通してのお付き合いも無くなる。お互いに何かあった時に助け合うようなお付き合いが必要かと思います。それには日頃からの挨拶、せめて名前位は知りたいです。(73歳/夫婦2人)
  • 防災訓練の実施。住民全員で取り組むような姿勢が必要だと思う。(45歳/夫婦+子供)
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