2007年08月06日

 長谷工アーベストは、首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)で受託販売したマンションのモデルルーム来訪者を対象としたWebアンケートを実施し、個人生活で見る景気回復の実感値と住宅価格上昇時の購入意識について分析を行いました。
 『生活の中で景気回復を実感していない』という回答が6割を超える中、住宅価格上昇時に『予算を変えずにその他条件を妥協する』が7割に達しました。そのうちの約5割が「住戸面積」を、約4割が「部屋数」「所在地」を妥協しても良いと回答しました。また、住宅価格上昇時の購入方法を希望予算別に見ると、『予算を変えず、その他条件を妥協する』と回答した方の約6割が、希望予算4,500万円までとなりました。一方『(妥協せずに)予算をアップさせる』と回答したのは、4,500万円より高い方が約6割となり、資金力のある方が多くみられました。


【生活の中での『景気回復』の実感について】(資料 1. )

 『生活の中で、景気回復を実感していない』という回答が64.2%。その理由として、好調な企業業績にも関わらず個人の賃金には十分に還元されていないことのギャップや、定率減税の廃止に伴う税金アップなどの声が聞かれました。


【住宅価格上昇時の購入希望条件について】(資料 2. )

 住宅価格上昇時の購入について、『予算を変えず、その他条件を妥協する』と回答した人が70.1%。年齢別に見てみると、主力購買層となる20代後半~30代の若年層が特にこの回答が多いこと(20代後半・71.4%、30代・73.5%)からも、今後の価格上昇がこれらの層の購買行動に与える影響は大きいと考えられます。


【住宅価格上昇時の住戸面積・部屋数・所在地について】(資料 3. )

 上記で『予算を変えず、その他条件を妥協する』と回答した人の妥協できる条件を見ると、『住戸面積』を妥協しても良いという割合が、『部屋数』、『所在地』と比べてやや多くなりました。『所在地』を妥協しても良いと回答した方からは、「同じ沿線でより郊外にする」「通勤圏を1時間圏内で広げる」などの声が聞かれました。


【住宅価格上昇時の購入希望条件と希望予算について】(資料 4. )

 価格上昇時の購入方法について、『予算を変えず、その他条件を妥協する』と回答した方では希望予算4,500万円までの方が61.3%であるのに対し、『予算をアップさせる』と回答した方は、4,500万円より高い方が59.1%となりました。


【長谷工アーベスト 来訪者Webアンケート 調査概要】

調査対象 長谷工アーベストが首都圏で受託販売したマンションの来訪者
調査手法 Webアンケート
調査実施日 2007年6月22日~6月28日
配布・有効回答件数 7,497件配布、399件回収

■ご自身の生活の中で、景気回復を実感していますか? (資料 1. )


■住宅価格上昇時の『購入希望条件』をどのように考えますか? (資料 2. )


■住宅価格上昇時に住戸面積・部屋数・所在地を妥協しても良いですか? (資料 3. )


■住宅価格上昇時の『購入希望条件』と希望予算の関係 (資料 4. )

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