2008年07月25日

 長谷工コーポレーションは、今後新規着工する建設現場において、仮囲いを利用して周辺の地域住民や通行人に企業メッセージを発信するプロジェクト「RCP=リボン コネクション プロジェクト(Ribbon Connection Project)」を展開します。
 「RCP」の活動は、現場仮囲いをコミュニケーションの基点とし、施工者である当社、事業主、地域社会の3者を結ぶリボンになることを目指します。「包む、結ぶ、届ける」のプロジェクト・メッセージのもと、「デザインされた包装紙のような仮囲い(ラッピングボード)で現場を包み、地域とのコミュニケーションを取り結ぶ。それによって美しく、親しみのもてる新しい街をお届けしたい」との思いが込められています。
 第1号物件のJV東大島(東京都江東区、219戸、68戸 事業主:名鉄不動産株式会社他)、JV新所沢(埼玉県所沢市、759戸、 事業主:双日株式会社他)を皮切りに、首都圏・近畿圏の工事現場で順次展開してまいります。

    
 
[「RCP」の実例(ラッピングボード)]
 
[「RCP」の実例(ウインドウディスプレイ)]

【「RCP」の特徴】

■基本仕様
・現場仮囲い(一部)に「ラッピングボード」を採用
 工事現場の敷地内とその周辺地域を仮囲いで安全に仕切るだけでなく、現場をプレゼントに見立て、「ラッピングボード」で綺麗に包装して地域住民の方へ贈ります。「ラッピングボード」には表面を光触媒コーティングで仕上げたフラットパネルを採用しました。光触媒コーティングは、二酸化チタン等の働きにより、周囲のほこりや匂いを吸着・分解すると共に、防汚作用の効果で長期間に亘り、きれいな状態を保つという環境に配慮したものです。
 また、蓄光シールを施すことにより、昼間蓄えた光を日没後に発光し、通行者の安全・安心に配慮しています。

■オプション
・地域とのコミュニケーションスペースとして「ウインドウディスプレイ」を設置
 当社が災害時の備えとして大規模物件に採用している防災3点セット(非常用飲料水生成システム・マンホールトイレ・ベンチ兼用炊出しかまど)の展示や現場における環境への取り組み、事業・工事内容の紹介、販売広告・告知、さらには地域小学校と連携した児童による工作作品の展示など、建設現場と地域のコミュニケーションを図る目的で幅広く活用してまいります。

 これまで仮囲いを利用して企業メッセージを発信する取り組みは、他社においても個々の現場ごとに実施されてきました。当社では、RCPのロゴを含め「ラッピングボード」の仕様や看板・掲示物の掲示方法、「ウインドウディスプレイ」の統一を図り、全ての現場で展開してまいります。
 

[RCPの2つの柱]

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