2009年07月07日

 長谷工コーポレーションが自社事業として進めている『(仮称)浦和プロジェクト』・『(仮称)吹田市出口町プロジェクト』の2事業が、このたび、「長期優良住宅」(※1)に認定され7月に着工の運びとなりました。本事業は、事業主・設計・施工を当社、販売をグループ会社の長谷工アーベスト、管理を長谷工コミュニティがそれぞれを手掛け、マンション事業の第一人者である当グループならではの様々な技術・ソフトサービスを実現します。
    当社では、これまでも"いい暮らしの基本となる住まいを提供するだけでなく、確かな技術とサービスで住まいを維持する"ことが大切であるという考えのもと、"長きにわたって暮らしを支える"ロングクオリティ・マンションづくりを行ってきました。
    その経験とノウハウを活かして、国土交通省がスタートした「長期優良住宅先導的モデル事業」(※2)の第一回(平成20年4月11日~5月12日)に応募し、"長期にわたる耐久性や将来の住戸の間取り可変性や内装・設備の更新性への配慮、特にコンクリートのひび割れ抑制のための措置や配管へのステンレス材の使用など、住宅の超長期供用に向けた配慮がなされている"点が評価され、上記の2件が「住宅の新築に関する提案」のモデル事業として採択されました。
    また、このたび「長期優良住宅認定制度」(平成21年度6月4日)のスタートと同時に申請を行い『(仮称)浦和プロジェクト』は本年6月8日に、『(仮称)吹田市出口町プロジェクト』は本年6月12日に「長期優良住宅」認定を取得することができました。
    今後は本事業のアピールに努めるとともに、ロングクオリティ・マンションの技術とノウハウを活かした事業提案を行ってまいります。
(※1)「長期優良住宅」・・・「長期優良住宅」・・・「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」(平成20年法律第87号・平成21年6月4日施行)で定められた技術基準等を満たし、所管行政庁が認定した住宅
(※2)「長期優良住宅先導的モデル事業」・・・「いいものをつくってきちんと手入れして長く大切に使う」というストック社会の住宅のあり方について、具体の内容をモデルの形で広く国民に提示し、技術の進展に資するとともに普及啓発を図ることを目的とした取組み

[『(仮称)浦和プロジェクト』外観予想パース]

[『(仮称)吹田市出口町プロジェクト』外観予想パース]

※2件のパースは、計画段階の図面を基に描き起こしたもので実際とは多少異なります。


【「長期優良住宅認定」を取得した事業概要】

(1)『(仮称)浦和プロジェクト』
所在地 埼玉県さいたま市浦和区前地3丁目143-1他(地番)
最寄駅・交通 JR京浜東北線「浦和」駅 徒歩10分
総戸数 69戸
構造・規模 鉄骨鉄筋コンクリート造18階建て
敷地面積 3,270.41m2
事業主・設計 長谷工コーポレーション
施工 長谷工コーポレーション、不二建設
販売 長谷工アーベスト
管理 長谷工コミュニティ
着工 2009年7月3日
竣工 2011年5月末(予定)
引渡し 2011年6月末(予定)

(2)『(仮称)吹田市出口町プロジェクト』
所在地 大阪府吹田市出口町111番地(地番)                      
最寄駅・交通 阪急千里線「豊津」駅徒歩8分、
JR東海道本線「吹田」駅徒歩13分
総戸数 114戸
構造・規模 鉄筋コンクリート造10階建て
敷地面積 5,719.03m2
事業主・設計 長谷工コーポレーション
施工 長谷工コーポレーション、森組
販売 長谷工アーベスト
管理 長谷工コミュニティ
着工 2009年7月22日(予定)
竣工 2011年1月末(予定)
引渡し 2011年3月末(予定)
※事業概要は変更になる場合があります。販売に関わる内容(日程・価格など)は未定。

【「長期優良住宅」認定基準(概要)】(国土交通省資料より抜粋)

性能項目等
設定基準の概要
劣化対策 ・数世代にわたり住宅の構造躯体が使用できること
耐震性 ・極めて稀に発生する地震に対し、継続利用のための改修の容易化を図るため、損傷のレベルの低減を図ること
維持管理・更新の容易性 ・構造躯体に比べて耐用年数が短い内装・設備について、維持管理(清掃・点検・補修・更新)を容易に行うために必要な措置が講じられていること
可変性 ・居住者のライフスタイルの変化等に応じて間取りの変更が可能な 措置が講じられていること
バリアフリー性 ・将来のバリアフリー改修に対応できるよう共用廊下等に必要なスペースが確保されていること
省エネルギー性 ・必要な断熱性能等の省エネルギー性能が確保されていること
居住環境 ・良好な景観の形成その他の地域における居住環境の維持及び向上に配慮されたものであること
住戸面積 ・良好な居住水準を確保するために必要な規模を有すること[共同住宅等]55m2以上(2人世帯の都市居住型誘導居住面積水準)
維持保全計画 ・建築時から将来を見据えて、定期的な点検・補修等に関する計画が策定されていること

【「長谷工のロングクオリティ・マンション」ホームページの開設について】

  今回の「長期優良住宅」認定の取得に際し、「長谷工のロングクオリティ・マンション」ホームページを新設しました。
 当社における"長きにわたって暮らしを支える"マンションづくりの歩みや技術、一般的な長期優良住宅に関連する情報などを紹介しています。
「長谷工のロングクオリティ・マンション」HPアドレスはこちら
http://www.haseko.co.jp/hc/what/closeup/lqm/index.html 別ウィンドウで開きます

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