2013年07月10日
長谷工コーポレーションは、建築を志す若手の人材育成を目的に、学生を対象とした第7回 『長谷工 住まいのデザインコンペティション』を実施します。 本デザインコンペティションは、創業70周年の記念行事と社会貢献活動の一環として2007年にスタートしました。毎回異なるテーマ設定で、昨年の第6回では環境問題や少子高齢化という現代の課題を見据え、「リノベーション」をテーマ(テーマ名:「身近な場所のリノベーション」)としましたが、全国の学生から洞察力に富んだ作品が数多く寄せられました。 今年のテーマは「街っぽさのある集合住宅」としました。集合住宅は、様々な形態の家族による暮らしや生活が営まれ、多様な価値観をもった人々が住まうところで、ユニット(一人、一家族、一住居)の集合体として捉えることができます。一方で、集合住宅に住まうユニット同士はもちろん、周辺の住民とも良好なコミュニケーションを行い、防災への備えや建物の維持・メンテナンスもしっかりと行っている事例も見られ、持続性のある小さな街として捉えることもできます。そこで、集合住宅を閉じた箱として考えるのではなく、既存の街とつながりを持ちながら、いろいろな人・もの・ことを内包した「街っぽさ」を持つものとして、今までにない大きな可能性や豊かさを持った集合住宅の提案を期待しています。 【コンペ概要】 課題:「街っぽさのある集合住宅」 応募資格:2013年12月31日時点で学生であること ・大学院、大学、短期大学、高等専門学校、高等学校、専修学校など ・複数人で応募する場合は全員該当のこと 登録・作品提出締切:2013年11月5日(火)必着(送付のみ受付、バイク便不可) ※応募登録はデザインコンペティションホームページから http://www.japan-architect.co.jp/haseko/2013/ 表彰式:2013年12月21日(土) 『新建築』2014年2月号および当コンペホームページ上にて発表 賞金:最優秀賞1点 100万円/優秀賞3点 各50万円/佳作10点 各10万円(全て税込) 主催:㈱長谷工コーポレーション 後援:㈱新建築社 審査体制: ✽審査委員長 隈 研吾 (東京大学教授) ✽審査委員 乾 久美子(乾久美子建築設計事務所代表) 藤本 壮介(藤本壮介建築設計事務所代表) 池上 一夫(長谷工コーポレーション取締役執行役員)課題:「身近な場所のリノベーション」
募集期間:2012年7月5日~10月29日
登録総数:582件 応募総数:217点
最優秀賞(1点)
「へだたりのつながり」
石飛亮+武井良祐(横浜国立大学大学院)他、優秀賞(3点)、佳作(10点) 結果発表はこちら
<第1回>
課題:「300人のための集合住宅」
募集期間:2007年8月23日~11月9日
登録総数:783件 応募総数:348点
【最優秀賞】(1点)
「300人のランドスケープ」高池葉子(慶應義塾大学大学院) 湯浅崇史(慶應義塾大学)
他、優秀賞(2点)、佳作(7点) 結果発表はこちら
<第2回>
課題:「30年後の集合住宅」
募集期間:2008年7月10日~11月7日
登録総数:804件 応募総数:378点
【最優秀賞】(1点)
「小さな都市、大きな家族」 富山晃一+岩元俊輔+津野田祐基(鹿児島大学大学院)
他、優秀賞(2点)、佳作(7点) 結果発表はこちら
<第3回>
課題:「30戸の住宅から生まれ変わる集合住宅」
募集期間:2009年7月7日~11月9日
登録総数:979件 応募総数:422点
【最優秀賞】(1点)
「やねの森 roof forest」 井手口航+磯辺陽一+山口貴司(慶応義塾大学大学院)
他、優秀賞(2点)、佳作(7点) 結果発表はこちら
<第4回>
課題:「10の違うものが集まる100戸の集合住宅」
募集期間:2010年7月9日~11月8日
登録総数:790件 応募総数:332点
【最優秀賞】(1点)
「10 GROUNDS —大地の上で鼓動する建築・植物・街の活動—」 西倉美祝(東京大学)
他、優秀賞(2点)、佳作(7点) 結果発表はこちら
<第5回>
課題:再び「集まって住むこと」の豊かさ
募集期間:2011年7月8日~11月7日
登録総数:1,095件 応募総数:501点
【最優秀賞】(1点)
「人の表情,建築の表情,町の表情」 牧村将吾(三重大学)
他、優秀賞(2点)、佳作(7点) 結果発表はこちら
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