2014年01月06日


 新年明けましておめでとうございます。

 昨年は、国内景気の回復基調を追い風に当社グループ全体の業績が順調に推移した年だったと思います。これまで続いてきたデフレ経済が終わりつつあり、2008年のリーマンショック以降低迷した企業収益もその前の状態に戻ろうとしています。円安、株高の継続、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けた開発などの好材料が続くことから、労務不足や資材高騰、少子高齢化の進展など構造的なマイナス要因もあるものの、日本経済に力強さが戻ってきたように感じます。
 マンション市場についても、首都圏・近畿圏共に久しぶりに初月販売率が80%を上回り、販売中戸数も完成在庫を含め低水準が続きました。消費税の経過措置が切れた10月以降も、販売は金利や価格の先高観から堅調に推移しております。

 この状況のなか、中期経営計画「4N計画」の2年目においては、役職員の頑張りによりグループ業績の先行指標となる新築マンション受注材料の確保、販売・仲介実績の伸び、分譲・賃貸管理会社の管理戸数の増加、リフォームや大規模修繕工事の受注量の増大など、順調に数字を積み上げることができたと思っています。

【今年一年の心構え】
 私が社長に就任して以来、業績向上に向けて牽引する旗印として「挑戦」、「反転攻勢」、「前進」というキーワードを新年の朝礼で掲げてきました。
 今年のキーワードは、長谷工の次なる新しいステージに向けて、全役職員がステップアップする年とするべく『躍進』を掲げたいと思います。今年一年の頑張りで、長谷工グループの将来像が見えてきます。ポスト「4N計画」に向けて、社員としても、企業としても、レベルをもうワンステップ上げていかなければならないと思っています。業務内容も、長谷工グループ役職員としての日頃の行動もステップアップする事で、持続的な発展をする企業、信頼される企業を目指したいと思っています。お客様本位、BtoCの基本は信頼から始まります。お客様の期待に応え、真の優良企業を目指し、長谷工グループの未来を明るいものにする為にも、全役職員がもう一つレベルアップする、『躍進』-ステップアップ-を心がける一年にしましょう。
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