居住者どうしで協力して 初期消火やけが人救済を。
地震の時、火を消すチャンスは3回あります。
(1) 最初にグラッときたとき (2) 大きな揺れがおさまったとき (3) 出火した直後 です。
出火しても1〜2分以内なら消火は十分に可能です。但し、火が天井まで廻ってしまった時は、自己消火は無理ですので消防署に通報し、速やかに避難すると共に、他の居住者へ大声で知らせましょう。
大地震時には、消防署による消火が期待できない場合もあります。被害を最小限にとどめるためには初期消火が大切です。その為にも、消火器は常備しておきましょう。
壁にひび割れが走っていたり、歪んでいる場合は、余震で倒壊することもあるので、速やかに家の外へ避難しましょう。
大地震の時は、けがをする人も多く、すぐには救急車や病院での対応もままなりません。
みんなで助け合い、身近にいる人が適切な応急手当てを行なう必要があります。救急用の薬品等を常備しておくと安心です。
避難するタイミングを間違うと、生命が危険にさらされることもあります。危ないと思ったら、余裕をもって早めに避難しましょう。
火事が大きく広がって、人命に危険が迫る場合などには、自治体が指定する避難場所に。避難は徒歩で、持ち物は最小限度にしましょう。
うわさはひとり歩きをし、勝手に成長しがちです。大切な情報は、テレビ・ラジオで確かめましょう。