トラブル対応編:戸棚
→スライド蝶番を調節しましょう。
最近の戸棚類の扉の蝶番には、スライド蝶番が採用されているのがふつうです。ネジが緩んで扉がガタついたり、ぴったり閉じなくなってきたら以下の要領で調節してください。ドライバー1本でかんたんにできます。
調節ネジが2つだけのタイプもあります。この場合は、ふつう外側のネジが前後の調節、内側のネジが左右の調節になっています。
左右の調節
このネジを回すことによって、扉を閉じた状態での扉の位置を左右にずらすことができます。両方の扉を閉じた間に隙間ができているような場合の調節に使います。左に回すと、扉が左に移動します。扉が斜めになっているようなときには、上下のバランスを変えながら調節すればいいでしょう。
前後の調節
3つあるうちの中央のネジが前後の調節。扉が手前に浮いてきたようなときに使います。いったんネジを左に回して緩め、扉を前後に動かして調節してから、改めてネザを右に回して締めます。
上下の調節
扉が下にずれているようなときに使います。いったんネジを左に回して緩め、扉を上下に動かして調節してから、改めてネジを右に回して緩めます。