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トラブル対応編:換気装置

→逆止め弁をチェックしてみてください。

 キッチンや洗面所の換気扇は回っているのに、どうも換気能力が低い…という場合がまれにあります。まず、居間などにある吸気口が閉まっていないかチェックしましょう。次に換気のための逆流防止弁という弁を調べます。ここが開かなくなることも原因の一つです。
 この出口のなかをのぞいてみると、まずダンパーがみえます。火災が起きたときにはこのダンパーがバチンと閉じ、小さな防火扉の役目を果たします。ふだんダンパーが閉じることはまずありません。
 問題の逆流防止弁はその奥にあります。これは排気される空気を外へ逃がす代わりに、反対方向の、つまり戸外からの空気が中へ入ろうとすると閉じる仕組みになっています。特にキッチンの排気口についている逆止め弁にレンジフードファンからの油がたまって固まり、開閉がうまくいかなくなることがあるのです。

換気の出口はふたつ。大きいほうがキッチンからのもので、こちらの逆止め弁がふさがってしまうことがあります。 ダンパー。合わせ目の金属部分が火災のときには溶け、管が閉じるようになっています。(法規上ダンパーが不要になっている場合もあります)
ダンパーの奥にあるのがこの逆止め弁。これは内側からみた状態です。 外からの空気はこのように遮断されます。この部分に料理の油が付着したりして、開閉が思うようにいかなくなることがあるのです。直すためにはダンパーを取りはずして掃除することも不可能ではありませんが、専門の業者にまかせるほうが無難かもしれません。