購入資金は大きく分けて2つです。
- 売買代金=頭金+各種住宅融資借入金
- 購入に伴ってかかる諸費用
頭金と購入に伴ってかかる諸費用は何回かに分けて支払うことになります。
住宅取得に伴う支出などの記録・特に領収書や振込書の控は整理して保管しておきましょう。税金の申告に必要であったり、将来、売却する時の確定申告の際、取得経費として算入できるものもあります。
売買代金を全て手持ちの現金で支払える方はそう多くはないと思います。そこで、手付金等の頭金は現金で支払いますが、残りの代金は、各種住宅融資を借入れて売主に支払うことになります。
また、売買代金には、建物にかかわる消費税が含まれています。土地は非課税です。
自己資金(頭金+諸費用)とは次のものをいいます。
○ 本人・配偶者の現金・預金・有価証券等の売却金
○ 父母等からの援助金(贈与税がかかる場合がありますので、注意しましょう)。
○ 買い換えによる充当金
○ 社内融資・買主の方が取引のある民間金融機関から借入れる融資等も売買契約上、自己資金として取扱われるのが一般的です。これらの融資は、売主側で紹介する提携ローンや提携フラット35とは異なり、万が一融資が受けられなかった場合に、売買契約を白紙解除とする、いわゆる「ローン特約」の対象にはなりません。これらの融資をお考えの場合は、販売会社とよく打合わせを行なうことが必要です。
●自己資金の支払い時期 | ||||||||
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売主が提携した民間金融機関等の各種住宅融資借入金については、融資実行時に売主または販売代理人が直接金融機関より受領します。
金額の目安は、物件価格の3%〜5%くらいが一般的ですが、各種住宅融資の借入額等によっても差が出ます。
●主な諸費用の支払い時期 | ||||||||
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