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地上デジタル放送に関する、よく寄せられる質問をFAQ形式にまとめました。
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■地上デジタル放送とは



Q.そもそも地上デジタル放送ってなんですか?
地上デジタル放送とは、現在のアナログで送信している1チャンネルから12チャンネルの放送をデジタルデータとして送信するテレビ放送です。

デジタル化によりアナログ放送で生じる電波障害や劣化を解消して、映像の乱れのない鮮明な高画質、CDなみの高音質で大画面でも楽しめるようになります。
また、すでにデジタル化されているBSデジタル放送、110度CS放送などを合わせると約100以上の多チャンネル化を実現できます。



Q.なぜ地上放送をデジタル化するのですか?
地上放送をデジタル化することで、今までのテレビ映像を、より良い画像や音声で視聴できるようになります。
また、テレビを通して様々なサービスを提供できるようになると考えられます。更に、受信状態も改善されます。

具体的には以下のようなメリットがあります。
1) 高画質・ハイビジョン化  大画面テレビでの写真のような鮮明な画像を見られます。
2) 多チャンネル化 チャンネル数が拡大し、チャンネル番号も3桁になります。
3) 携帯などの移動テレビ ワンセグ等の移動情報端末へ発展します。
4) パソコンとの親和性  放送と通信が融合し、情報ツールとして拡大発展します。
5) 高機能 データ放送等の付加価値が充実します。
6) 双方向放送 視聴者参加型の番組等が出てきます。(例:NHK紅白の投票等)
7) 画像ゴーストの低減  デジタルのためゴースト補正が容易で、良質な画像が得られます。
8) 電波障害地域の削減 電波障害対策地域が縮小します。
これによりマンションにて負担している電波障害対策の為の維持費等は減少する可能性があります。

地上デジタル放送はデジタル化を推進するための核となる放送です。地上デジタル放送に変更することで、日本のテレビ放送は全てデジタル化されます。



Q.2011年(平成23年)にアナログ放送が終了するのはなぜですか?
2001年(平成13年)の電波法の改正により、現在のアナログテレビ放送による周波数の使用を10年以内に停止することに決まりました。そして、その周波数の使用期限を2001年7月25日から起算して10年目の2011年(平成23年)7月24日と規定されました。
これによりアナログ放送は2011年の7月24日までに終了することに決まりました。


■マンションの地上デジタル放送の改修について



Q.マンションで地上デジタル放送を見るにはどうしたらいいですか?
一戸建住宅では、居住者が自分の住宅の屋根にあるアンテナの調整、又は交換を行うことで地上デジタル放送の受信が可能となります。

しかし、マンションでは共用のテレビ共聴設備で地上デジタル放送を受信しますので、共用部分にあるアンテナ、機器類等の改修・調整が必要になり、個人で改修を行うことができません。改修は管理組合の合意が必要になります。主な手順は、現地調査⇒理事会での改修検討⇒総会決議等々・・・・となります。

工事内容はそれぞれのマンションの竣工時期や設備によって異なりますので、あらかじめ調査を依頼し最適な改修を行う必要があります。長谷工では調査・提案を無料で行っています。



Q.なぜ、マンションの地上デジタル放送の改修を急いでいるのですか?
日本には住宅が約4650万戸あり、その内の約1割にあたる483万戸がマンションと言われています。
地上デジタル放送への切替により日本の住宅・マンションの多くで何らかの改修が必要になります。
しかし、2011年7月のアナログ地上波の放送停止まではそれほど時間がありません。

今後、マンションで地上デジタル放送の改修を進めていくと、2009年や2010年には地上デジタル放送の改修工事が集中し、工事単価の上昇、工事業者の不足等が予想されます。
これにより改修工事の環境が悪化すると考えられるため、早めの検討・対策が必要です。



Q.いつ頃までに、どういう準備をしておけばいいのでしょうか?
2011年7月24日の地上アナログ放送の終了まで、時間があまりありません。そのため2009年や2010年には改修工事が殺到し、工事単価の上昇や工事業者の不足等も予想されています。

特にテレビ共聴設備の改修は管理組合の合意が必要なため、理事会や総会を経て約1年程度の日数がかかります。このため、すぐにでも検討を始める必要があります。

まずは、お住まいのマンションのテレビ共聴設備環境を確認したり、地デジ対応を管理組合に提起するなど積極的にはたらきかけを行い、地上アナログ放送終了後に「テレビが見えない!」という最悪の事態を招くことだけは避けるようにしたいものです。



Q.地上デジタル放送でも今のUHFアンテナは使用できますか?
地上デジタル放送は、UHF帯域のチャンネルを使って受信できますが、現在、使用しているUHFアンテナが、この地上波デジタル放送に対応していればそのまま使用できます。

しかし、古いUHFアンテナでは地上デジタル放送を受信する性能を持っていない場合がある為、新たなアンテナに交換することをお勧めします。



Q.地上デジタル放送だけの改修でよろしいですか?
現在の地上デジタル放送用テレビの多くは、地上デジタル放送だけでなく、BS放送、110度CS放送が標準的に受信できるようになっています。
このため、マンションの改修には地上デジタル放送だけでなく、BS放送、110度CS放送の受信改修をお勧めしています。


■自宅で地上デジタル放送を見るためには



Q.地上デジタル放送を見るにはどうしたらいいですか?
地上デジタル放送を見るためには、以下の様に地上デジタル放送対応の受信機器が必要になります。
1) テレビを地上デジタル放送対応テレビに買い替える方法 
2) 地上デジタル放送を受信できるDVDレコーダ等を用意する方法
3) 地上デジタル放送を受信できるチューナを用意する方法



Q.今使っているテレビは使えなくなるのですか?
今、使っているテレビが地上デジタル放送に対応していない場合は、地上デジタル放送受信用チューナ、あるいは、DVDレコーダ等でデジタルチューナを内蔵した機器を接続すれば、地上デジタル放送を視聴できるようになります。

但し、鮮明なハイビジョン画像を楽しみたい場合は、地上デジタル放送対応のテレビに買い替える必要があります。



Q.B-CAS(ビーキャス)カードとは何ですか?
B-CASカードはデジタル放送の番組の著作権保護や有料放送の視聴等のために利用されるカードです。

地上デジタル放送、BSデジタル放送、110度CS放送は、映像や音声をデジタルデータとしています。そして、このデジタルデータは不正コピーを防ぐためにデータを暗号化しています。このため、デジタル放送を視聴するためにはこの暗号化を解除する必要がありますが、この暗号化を解除するためのデータを記録したカードがB-CASカードです。

デジタル放送を視聴するためにはB-CASカードが必要です。B-CAS カードにはBS・CS(110度)・地上3波共用受信機用の「赤カード」と地上デジタル専用受信機用の「青カード」があります。B-CASカードはデジタルテレビ受信機1台に1枚同梱され、常時、受信機に挿入した状態で使用します。



Q.地上デジタル放送は、有料放送ですか?
地上デジタル放送は、原則として民放は現在無料です。また、NHKの受信料は現在と同額です。NHKと新たな契約を結ぶ必要もありません。

ケーブルテレビで地上デジタル放送を視聴する場合は、個人だけでなくマンション全体でも別途視聴料金が必要になる場合がありますので、ケーブルテレビ会社へ確認が必要です。


■地上デジタル放送のサービス・内容について



Q.地上デジタル放送のサービスは何がありますか?
地上デジタル放送のサービスは色々ありますが、代表的には以下のようなサービスがあります。
1) デジタルハイビジョン
HD(High Definition)TVとも呼ばれ、画質の精細さを示す走査線数が従来のテレビの2倍以上あります。このため、色彩も美しく細かいところまでくっきりと見え鮮明な映像を楽しめます。
また、画面の横と縦の比率が、現行の地上アナログ放送の4:3の画面に比べ16:9と横に広がって迫力ある画面になります。
2) 5.1chサラウンド
デジタル放送の音声はCD並みの高音質です。特に5.1chサラウンド放送では専用のアンプと6個のスピーカーを用意すると臨場感のある音声が楽しめます。
3) データ放送
地域に密着したニュースや気象情報・災害情報など生活に役立つ情報を「文字情報」や「静止画」で見ることができます。
また、番組内容と連動しているデータ放送では、ドラマなら、番組を見ながら、あらすじや登場人物の確認、スポーツの試合経過や選手紹介などを見ることができます。
4) EPG(電子番組表)
EPGとは「Electronic Program Guide」という電子番組表のことです。
リモコンのEPG(電子番組表)ボタンを押すとテレビ画面にその日から1週間の番組表が表示されます。
放送時間や出演者など、最新の番組内容の表示や検索、番組予約を行うことができます。
5) 字幕放送
字幕放送はセリフやコメントを文字テロップで表示する放送です。
アナログ放送の場合は、特別なアダプターが必要でしたが、地上デジタル放送では受信機の標準機能として、字幕放送を見ることができます。
6) 双方向放送
テレビ受信機に電話回線やインターネット回線をつなぐことにより、テレビ局と双方向で情報のやりとりができるようになります。
これによりクイズ番組に参加したり、テレビショッピングなどを楽しむことができます。尚、別途、通信料が必要となる場合があります。
7) 多チャンネル
従来の地上アナログ放送は7チャンネル程度でした。しかし、今後の地上デジタル放送用テレビの多くが地上デジタル放送だけでなく、BS放送、110度CS放送が標準的に受信できるようになっています。このため、受信チャンネルは100チャンネルを超えます。
また、地上デジタル放送では、ハイビジョン1チャンネル分で、現行のアナログ放送と同じ標準画質放送を2〜3番組を同時に送ることができます。
これにより、例えばスポーツ中継の延長時などに、メインチャンネルで時間通りドラマを放送しながら、サブチャンネルでスポーツ中継を引き続き行うことも技術的に可能です。



Q.地上デジタル放送でゴースト障害はありますか?
従来の地上アナログ放送は、建物などの影響でゴースト障害が発生したり、雑音によりテレビ画像・音声が劣化したりすることがありました。
しかし、デジタル放送はゴースト障害や劣化は生じにくく、高品質の映像・音声で視聴することができます。



Q.地上デジタル放送とBS・110度CS放送はどう違うのですか?
地上デジタル放送は、現在の地上アナログ放送と同様に東京タワー等の地上の電波塔から放送されていますが、BS放送や110度CS放送は東経110度の宇宙にある2つの衛星から放送されています。
BS放送や110度CS放送の衛星は近い距離にあるので、1つのパラボラアンテナで同時に受信できます。
また、チューナも一体化されてテレビに組み込まれています。

現在の地上デジタル放送用テレビの多くは、地上デジタル放送だけでなく、BS放送、110度CS放送が標準的に受信できるようになっています。
このため、マンションの改修には地上デジタル放送だけでなく、BS放送、110度CS放送の受信改修も必要と考えています。
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