実績・事例のご紹介

長谷工は、グループの総合力を結集し、修繕・改修、建て替えの様々なマンション再生を行ってきました。管理組合の皆さまと重ねてきた実績・事例をご紹介します。

パークフロント新都心

於:ホテル ラフレさいたま

「パークフロント新都心」は、「大宮スカイハイツ」建て替え事業により2006年6月に竣工したマンションです。2000年の「さいたま新都心」駅の開業から現在も再開発が進行中のさいたま新都心エリアですが、当時の再開発の波により「大宮スカイハイツ」も道路拡幅の都市計画決定のため、建て替えを余儀なくされ、築24年での建て替え事業となりました。今回、10年を一区切りとして現在もマンションにお住まいの皆様に建て替え事業を街の発展とともに振り返っていただき、当時のエピソードや思い出と現在のお住まいに関するお話をお聞きしました。

取材協力 「大宮スカイハイツ」建て替え事業 参加者の皆さま

マンションを建て替えなければならないとわかってどのようなお気持ちでしたか?

ちょうど自分の部屋が道路拡張事業に伴い、削られる位置にあたったので、自宅がなくなってしまうのかと焦りました。当時、私は管理組合の理事長でしたので、市から管理組合として方針を決めて欲しいと話がありました。建物の一部解体や曳家(ひきや)という手法も提示されましたが耐震性の問題や資産価値の下落などの懸念がありましたので、「建て替え」しかないと思い、私から区分所有者の皆さんに「建て替えましょう。」と声を上げました。

初めはゴミ置き場が一部なくなるくらいの予定でしたが、道路拡幅計画の見直しにより、私の部屋も同じように削られる位置となりました。建て替えたらやはり戸数や面積に影響はあるかもしれないとは思いましたが、建て替えに賛成しました。

削られてしまう住戸の方は、退去して引っ越さなければならないし、残った私達にしろ、大掛かりな工事を施さなければ住めないので、もう建て替えしかないと思いました。全員同じ意見で良かったです。しかし、当初は、資金面では決まってないことも多く、引越し先がどうなるか不安でした。

「大宮スカイハイツ」は、当時の分譲マンションの中でも住戸面積が広い方だったので、仮住まいを探す際には苦労しました。周辺の物件は面積が皆狭く、4件の不動産屋を掛け持ちしても探すのに時間がかかり、結局狭い部屋しか見つかりませんでした。狭い仮住まいでは、荷物はダンボールに入れたままになりました。

建築後24年での建て替え・・・当時の設備機器や建物はどういう状況でしたか?

都市ガスがきてない場所だったので、オール電化マンションでした。大きな電気温水器が部屋の中にあってスペースをとっていました。うちは、丁度、電気温水器が壊れて新しく換えたところでした。

私の部屋では、電気温水器の周りや北側の壁の結露がひどかったです。壊した時、ボードの裏側はカビで真っ黒でした。 1981年築のマンションですから、今とは建築技術も違いますよね。

エレベーターがなかった。当時はまだ若かったのでそれほど 気にはならなかったが、歳をとった今じゃ考えられない。

建て替えが具体的になってからは、どのような悩みや不安がありましたか?

建て替え決議までの間に、毎月、委員会のメンバー7名くらいと長谷工さんが集まってよく議論していました。 月に2回という時もあったから合計20回近くは委員会を開いたと思います。皆よくあんなエネルギーがあったなと思います。

私は委員会のメンバーではなかったのですが、会報が頻繁に発行されていたので情報は常に入ってきました。住民アンケートも何度かあったように思います。委員会を信頼していましたし、安心感がありました。

委員会ではどんな細かいことでも全て皆に伝えるというルールを初めにつくっていたと思います。メンバーは口うるさく細かい人ばかりでしたが、長谷工は充分に応えてくれたと思います。

最後は全員一致となりましたが、初めは住戸選定ではもめましたよ。敷地は狭くなりましたが、何とか従前の戸数と同じ計画に収まったものの、余分の住戸が無いわけだから、希望が重なったらどうにもならない。私が今と同じにしようと提案しました。階数も面積も。そうでないとまとまらないと考えました。補償金だけ貰って出ていきたいという人もいましたが、全員一旦は建て替えたマンションを取得して戻るというルールも決めました。

市と補償条件の交渉が始まる前は、皆さんを混乱させるようなことをいう人がいましたが、役所との契約が個別となったことで、補償交渉も個々で行うことになりました。最後はその方も納得されたようです。

最後に施工業者を決定する時は、シビアに決めました。 1回の見積もりですんなり長谷工に決まった訳ではない。やはり事業の成否を分けるのはコストですから2回目に納得できる建築コストを提出してくれたので長谷工に決めました。

現在のさいたま新都心駅周辺

さいたま新都心駅

新しいマンションにどのような期待がありましたか?

新しいマンションのコンセプトは、「長持ちして安心安全に暮らせる」こと。後で変えられないところに拘りました。それと最先端の技術も取り入れました。高遮音(住宅性能表示制度による最高等級と同水準)はそのひとつです。これは本当にすばらしいですよ。全く外に音が響かないので、上下階の音のクレームもありません。他にはオール電化や床暖房、ペアガラスなどの断熱仕様による省エネです。

間取りは、各々の希望を反映してもらい、全住戸違います。長谷工と個別に打ち合わせをして決めました。

けやき広場

私はカラーリングを自分で決めました。3種類からカタログで選びました。建て替え後に友達の部屋を見せてもらったら色が違うだけで全然違って見えました。色以外は殆どお任せでしたが、水廻りはコンパクトながら、良く工夫されていると思います。

さいたまアリーナ

子供が大きくなってきたので、3LDKを4LDKにしてもらい、将来子供が独立したら、3LDKに戻せるような間仕切り壁をお願いしました。洋室は開き戸でなく引き戸にして無駄なスペースをなくしました。

コクーンシティ

新しいマンションにご入居されて変わったこと、良かったことはありますか? また、今振り返ってあの時こうしておけば良かったということはありますか?

高遮音の効果はすばらしい。コストをかけた価値がありました。おかげで私の夢のホームシアターができました。大音量で映画も鑑賞しています。お隣さんは知らないと思いますよ。

マンションの場合、上下階の騒音トラブルがつきものですが、それが全くない。もっと高遮音の普及をすすめたら良いと思います。

外の騒音も全く聞こえません。半分近くの住民が入れ替わっていますので、今後リフォームする方のために床の遮音仕様を再度周知した方がいいですね。

前は両面バルコニーでしたが、バルコニーの幅が狭くて使い勝手が悪かった。今は、広くなった上にスロップシンクがあって何かと便利です。

パークフロントさいたま新都心

取材時撮影

現場見学の際、外部階段の手摺りの立ち上がりの高さが気になりました。防犯上の懸念によるものでしたが、侵入防止のための柵を高くしてもらったおかげで、外部から侵入し辛い感じになったと思います。また、反省としては管理室のスペースをもっと広くすべきだった。ここで理事会を行う予定でしたが、機材があとから入ったので、狭くて会合ができなくなってしまいました。

エントランスの扉ですが、手動の開き扉から自動ドアにしてもらいました。車いすもスムーズだと思います。

建て替え事業を総括して、満足度はいかがでしたか?

外観のデザインが近代的で良いと思います。以前のレトロな外観もよかったのですが、さいたま新都心の街の洗練されたスタイリッシュなイメージにも合致していて、今でも新しい感じがしています。

大変満足です。仮住まい中は1階の薄暗い部屋で昼間も電気を 付けていましたが、今は日当たりも眺めも良好です。新しいマンションに帰ってくるのを指折り数えて頑張った甲斐がありました。

私はここで育って良かったと思います。高遮音の部屋でなかったら気にすることなく大好きな音楽が聴けなかった。自分の進路として 音響技術の世界に進む目標ができました。

この街がこんなに変わるとは思いませんでした。 敷地が道路に取られてしまいましたが、何もなかった街が こんなに便利な街になったし、住まいも自分仕様になったので ずっと住み続けたいと思っています。

建て替えはみんなの夢です。忍耐は必要でしたが夢が叶いました。 個性的なメンバーでしたが、引っ張るリーダーがいて それを信頼してバックアップしてくれるメンバーがいました。

普段から長谷工の管理を見ていて信頼していましたから 長谷工に安心してまかせることができました。 私達は長谷工のファミリーですよ。

建て替え前の大宮スカイハイツ 

担当者から

今回のインタビュー取材には、当時の建て替え委員会のメンバー並びにそのご家族にもご参加、ご協力をいただきました。ご参加いただいた皆さまはひとつの家族のように仲が良く、これも建て替え事業というご苦労を共にされたことが大きいと感じました。

家族の大黒柱のリーダーシップとそれを支える個性的なメンバーで構成された委員会、何度も議論を重ね、その内容は区分所有者の皆さま全員で共有する。そこにお互いの信頼感が生まれ、ひとつの家族のようにまとまることが出来た。そして、皆さまの地道な取り組みや忍耐が、建て替え事業という夢を叶える。 建て替え事業成功の鍵がここに凝縮されていると思いました。

また、弊社についてはその家族の一員とのお言葉にてご評価いただき、大変光栄に存じます。 建て替え事業から10年超が経過しましたが、マンションの管理や修繕などこれからも弊社グループとのお付き合いが続きます。 「長谷工も家族の一員」であると思い続けていただけるよう、我々社員一人ひとりが努力を重ねていかなければならないと皆さまのお話を伺い、改めてそう思い直す機会となりました。

理事会での検討資料にお使いいただけます。

マンション再生の流れをまとめたロードマップです。

マンション再生ロードマップ

お気軽にお問い合わせください

長谷工コーポレーション  マンション再生事業部では、 マンション再生を検討されている管理組合様をサポートする様々なお問い合わせを承っております。ぜひご相談ください。

  • 無料相談
  • 無料出張勉強会
  • 資料請求

東京地区
0120-095-356
関西・名古屋地区
0120-875-600

ページ上部へ