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急増するサイバー犯罪から身を守る。

インターネットは今や私たちの日常に無くてはならない存在となっています。何をするにも便利な反面、いつ悪意のある誰かに狙われるか分かりません。

急増するサイバー犯罪から身を守る。
オンラインバンキングの不正送金

オンラインバンキングの不正送金やネット詐欺など、インターネットを介して行なわれる犯罪は年々巧妙さを増しています。利便性と隣り合わせの危険性をもつサイバー犯罪から身を守る方法について、真剣に考えてみましょう。

偽のサイトに誘導して気づかないうちに送金

サイバー犯罪の中でもネットバンキングの被害は急増しており、警察庁では警戒するよう呼び掛けています。2019年前半の被害件数は月50件程度でしたが、10月は397件で被害額は約5億1900万円、11月には573件で被害額は約7億7,600万円と急増しています。(※1)

ネットバンキング犯罪の主な手口には大きく分けて2通りあります。

フィッシングメール

正規の銀行に見せかけたメールから偽の銀行サイトに誘導し、ユーザーのIDやパスワードを入力させ盗み取り、不正送金をする。

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コンピュータウイルス

正規の銀行サイトにアクセスした際に、パソコンに感染したウイルスが作動。偽の画面を提示してIDやパスワードなどを入力させ盗み取り、不正送金をする。または送金する際に、不正ウイルスが裏で勝手に送金先や送金額を変える。

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ではどうすれば被害を防げるのでしょうか。

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(※1)「フィッシングによるものとみられるインターネットバンキングに係る不正送金被害の急増について」(警察庁HP)より

危険なものと認識した上できちんと対策をして使う

ネットに向き合う心構えも大切です。サイバー犯罪は対策をしても完全とまではいきません。犯罪者の手口は非常に巧妙化していて『いたちごっこ』が続いています。まずネットを介した商品取引などは基本的には『危険なもの』と考えるべきです。その上できちんと対策を行い、できるだけリスクを減らすことが大切です。
最新の犯罪事例や手口を知り、安易に犯罪に巻き込まれない防犯力を養いましょう。

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※この記事の情報は2020年2月現在のものです
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