放置するだけ！簡単温泉卵の作り方 | 長谷工グループ「ブランシエラクラブ」

温泉卵とは？半熟ゆで卵との違い

温泉卵は、約70度のお湯に一定時間浸けて加熱した卵のこと。プルプル、とろっとした食感が特徴的です。
半熟ゆで卵との違いは、黄身と白身の固まり方。温泉卵は、黄身は適度に固まっていて、白身は半熟でとろっとしています。一方ゆで卵は、黄身は半熟でとろっとしており、白身は固まっています。

なぜ仕上がりに差が出るのかというと、黄身と白身では、固まる温度が違うから。
卵の黄身は約70度、白身は約80度で固まります。温泉卵は70度前後のお湯に浸けて火を通すので、黄身が先に固まって白身が半熟の状態に。半熟ゆで卵は沸騰したお湯（100度）に入れて加熱するので、外側にある白身が先に固まって、黄身が半熟の状態になるのです。

温泉卵の作り方

適温で上手にゆでられる、温泉卵の作り方をご紹介します。

材料

手順

卵はあらかじめ常温に戻しておきます。
冷蔵庫から取り出したばかりの卵を使うと、お湯の温度が下がってしまうので注意しましょう。

鍋に1Lの水を入れ、火にかけて沸騰させます。

沸騰したら、1カップ（200ml）の水を加えて火を止めます。

卵をおたまにのせてゆっくりと鍋底に沈め、蓋をして約30分放置します。

鍋から卵を取り出し、完全に冷めるまで冷水に浸けておきます。

冷めたら、お皿などに割り入れて完成です。

常温保存も⁉温泉卵の保存法

家庭で作った温泉卵は、冷蔵庫で2～3日程度保存することができます。もし殻にヒビが入ってしまった場合は、雑菌が繁殖する恐れがあるので、作った後すぐに食べるようにしてください。

一方、温泉地などでは、常温で1～2週間ほど保存できるものも売られています。市販のものは、商品によって保存方法や保存期間が異なるので、購入時に確認しておきましょう。

温泉卵を使ったおすすめレシピ

温泉卵を使った、美味しいレシピをご紹介します。

温泉卵のだし醤油かけ

温泉卵を小鉢に割り入れ、だし汁と醤油をかけて食べましょう。卵そのもののうまみを堪能できますよ。

サラダ

とろとろの温泉卵は、野菜と絡みやすいのでサラダにもぴったり。特にマヨネーズベースのドレッシングを使う、シーザーサラダとは相性抜群です。より濃厚で、まろやかな味わいになります。

ロコモコ丼

刻んだレタスと、ソースたっぷりのハンバーグをのせたロコモコ丼。目玉焼きのかわりに温泉卵を使うと、クリーミーな味わいになります。

トースト

朝食のトーストを、温泉卵でボリュームアップ！チーズトーストやハムトーストなど、お好みの組み合わせでどうぞ。写真のように、食パンではなく円形のマフィンを使うのもおすすめです。

ぶっかけうどん

うどんに温泉卵をのせて、つゆを注ぐだけでシンプルなぶっかけうどんのできあがり。うどんに卵が絡んで、食べ応え抜群です。もちろん、蕎麦にのせてもOK！