大切にしたい風景
集合ZEH商品メニューの構築

長谷工グループでは、CO2排出量を大幅に削減する、集合ZEH事業を積極的に展開しています。

#エネルギー・CO2

2019年度ZEH-M支援事業に3件が採択

「(仮称)ルネ上尾」「ローレルコート赤羽」が“ZEH-M Oriented”のカテゴリーで「高層ZEH-M実証事業」、「ザ・パークハウス新浦安マリンヴィラ」が“ZEH-M Ready”のカテゴリーで「集合住宅(低層・中層)における低炭素化(ZEH-M化)促進事業」に採択されました。低・中層向け“ZEH-M Ready”の補助要件への採択は、今回が初めてとなります。当社では、今後も集合ZEHの普及に向け、研究・技術開発を推進します。

※ ZEH(ゼッチ)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略で、「1年間、住宅でつかったエネルギー(消費エネルギー)」より「1年間、住宅でつくったエネルギー(創エネルギー)」の方が多い、または差がゼロになる住宅を指します。

「(仮称)ルネ上尾」外観パース
#エネルギー・CO2

エアコン付ヒートポンプ床暖房

当社は、三菱ケミカルインフラテック、コロナと共同で3社の技術をコラボレーションした、集合住宅ZEH(ZEH-M)向けのエアコン付ヒートポンプ床暖房を商品化しました。
これまで、省エネルギー性能の高い技術としてヒートポンプは注目されてきましたが、集合住宅においては室外ユニットの設置条件等により、普及がそれほど進んできませんでした。そこで、3社の技術とノウハウを活かしてZEH対応と省スペース化を実現する商品化に取り組み1台のヒートポンプ室外機によりエアコンと温水床暖房を連動制御し、エアコンの速暖性と床暖房の快適性を両立した本製品を開発しました。ZEH-Mの要件を満たし易い、高い環境性と省エネ性を有しており、「ルネ南柏駅前」「(仮称)ルネ上尾」に採用が決定しています。今後も省エネルギーで、環境に配慮した製品・サービスの開発と普及に取り組んでいきます。

コスト75%ダウン
コスト75%ダウン
ワイヤレスリモコンによりエアコンと温水床暖房を連動制御

「エアコン付ヒートポンプ床暖房」が環境大臣表彰・省エネ大賞をW受賞

コロナ・当社で共同企画した「エアコン付ヒートポンプ床暖房」が、「令和元年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」(技術開発・製品化部門)、2019年省エネ大賞「資源エネルギー庁長官賞」をW受賞しました。

環境大臣賞受賞式の様子
#エネルギー・CO2

「ZEH-M仕様検討支援ツール」を開発

2018年、経済産業省にてZEH-M実証事業がスタートして以来、当社では「集合ZEH検討ワーキンググループ」においてZEH-M Orientedの仕様商品メニューを構築してきましたが、実際の建物形状での仕様検討やコスト算出に時間がかかるという課題がありました。
そこで、企画設計段階から実証事業への採択基準を満たすための建物性能仕様やコストを迅速に算出するべく、設計者が簡易的に商品メニューに応じた建物性能やコストを高い精度で予測できる「ZEH-M仕様検討支援ツール」を開発。これにより、様々な建物形状の案件でのZEH提案を迅速に行うことが可能となりました。2020年度 ZEH-M実証事業応募案件より運用していきます。

#エネルギー・CO2

高断熱仕様導入に向けた研究開発

「(仮称)ルネ南柏駅前プロジェクト」に採用した高性能開口部や高性能断熱材を併用した場合の、防露性能検証および断熱性能確認を長谷工技術研究所にて実験を行いました。
実際の案件に採用する前に、住宅実験棟にて実際の生活環境を想定して人体の発熱・発湿等を再現し、エネルギー消費量計測等を実施しました。
住宅実験棟に居室を再現する際には、断熱補強工法はもとより、高性能開口部、天井全面断熱に関する施工検証も実施し、施工品質の確保にも配慮しています。

防露・断熱性能試験状況
住宅実験棟
#エネルギー・CO2

地中熱利⽤空調システムの開発

2018年に完成した新技術研究所(東京都多摩市)では、CO2削減技術の検証を目的に「地中熱利用空調システム」を導入しています。地中熱は、年間を通して温度が約17℃と一定で、夏は冷たく冬は暖かいことから、空調設備の省エネに寄与する再生可能エネルギーとして、普及が期待されています。また、従来の空調室外機に相当する地中熱ヒートポンプは、排熱が少なく静穏で屋内に設置できるため、技術研究所エントランス内に設置し、稼働中の機器類を展示しています。なおこのシステムの導入は、経済産業省の「平成29年度地域の特性を活かしたエネルギーの地産地消促進事業費補助金(再生可能エネルギー熱事業者支援事業)」を得て実施しました。

地中熱利用空調システムの展示状況(技術研究所本館エントランス)
地中熱利用のしくみ