2013年01月07日

 新年明けましておめでとうございます。

 昨年は、国内外の経済の停滞、円高の長期化、政治の混迷など、リーマンショック以降続けてきた状況が継続し、回復傾向も長続きしない、そんな一年だったと思います。マンション市況も、前半は郊外型や大規模物件の供給ボリュームが増えるなど回復の兆しが見えていましたが、後半にかけて伸び悩んだ結果、首都圏では年初の供給予測には届かないという結果に終わりました。高齢化や人口減少など構造的な変化への対処も待ったなしであり、政治の変化が今年にどう影響して来るか。新しい政権に期待したいところです。
 長谷工グループでは、昨年4月から新中期経営計画「PLAN for NEXT(4N計画)」がスタートしました。新たなステージの基盤作りとして、建設関連事業とサービス関連事業の両輪に軸足をおく経営への移行を加速しており、新組織の立ち上げや新領域でのビジネスにおいても徐々に成果が出てきています。
 計画初年度の業績は、まずまずの結果を残すことができる見通しとなってきました。今後につながる材料が増えてきているのも明るい兆しだと思っており、今の勢いを止めることなく進んでいくことが重要です。

【今年一年の心構え】
 昨年は年初に「反転攻勢」を掲げました。悪い流れをたち、攻勢に転ずる。皆さんの頑張りで受注の増大と低粗利の挽回という、今の流れを作ることができました。
今年はその良い流れを継続して、さらに大きな流れにしていくためのキーワードとして『前進』を掲げたいと思います。以前から申し上げているように長谷工のDNAは、目標に果敢に立ち向かい結果を出すことです。「4N計画に全力で立ち向かい、力強く前に進む年」にしていきましょう。


 最後に、今年も安全・安心で快適な住まいの場を提供するために全社員力を合わせていきましょう。防災、節電、環境負荷の低減などへの意識が高まっている中、質が高くお客様ニーズに合った商品を提供できるよう頑張っていきましょう。

株式会社長谷工コーポレーション
代表取締役社長 大栗 育夫
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