2011年04月01日

新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。

この度の東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。
ご存知の通り、このたびの震災の被害は甚大であり、今後の国内経済への影響は避けられません。企業を取り巻く経済環境は相当厳しく、当社の主力であるマンション・不動産市況も先が読めない状況にあります。しかし、発想を転換すれば'厳しさは成長の好機である'とも考えられます。臆することなく、夢と希望をもって、前向きに明るく社会人としてのスタートを切っていただきたいと思います。

当社は今年で創業74年になりますが、40数年前からマンション建設とその周辺事業に特化している特色のあるゼネコンです。これまでに累計約50万戸の分譲マンションを建設してきましたが、この実績は日本のマンションストックの約1割に相当するものであり、当社はマンションというひとつの居住形態を広く普及する役割を果たしてきました。同時に、時代ごとのニーズに応えるべくさまざまな技術開発を行い、マンションのスタンダードをつくってきました。最近では、日本で最初の「長期優良住宅認定マンション」を東西同時に2つのプロジェクトで取組み、まもなく完成する運びです。皆さんはこれから長谷工グループのことをしっかりと勉強してください。そして長谷工グループの社員であるという事をしっかりと認識し、自分の入った会社に「自信と誇り」を持っていただきたいと思います。

長谷工グループは「都市と人間の最適な生活環境を創造し、社会に貢献する。」を企業理念として行動していきます。それは「住まいのオンリーワングループ」として、お客様に「安全・安心で快適な生活環境を提供する」ということです。その為には、長谷工コーポレーションの営業・技術・管理の各部門とグループ各社が連携を強め、情報を共有し、求心力を高めて、総合力を発揮していくことが大切です。そして、その源泉となるのは人です。人が働いて、汗を流して、はじめて「いいものづくり」ができ、「いいサービス」が提供できます。
人は一人では何もできません。誰か一人が手を抜いてもうまくいかなくなります。一人一人が確実にその責任を果たしながら、お互いに協力し合って成果を出していく、それが「長谷工のものづくり」なのです。

新入社員の皆さんも、早くこの一翼を担う人材となってください。職場の上司や先輩の良い面を学び、自分の会社を好きになってください。そこから成長が始まります。皆さんが一日も早く成長し活躍されることを期待しています。

株式会社 長谷工コーポレーション
代表取締役社長 大栗 育夫

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