2009年04月24日

  長谷工アーベストは、首都圏で受託販売したマンションのモデルルームへの来訪者(以下来訪者)および首都圏居住者(以下モニター)に対して、2009年4月にWEBアンケート『顧客マインド調査』を実施し、現在の住宅の「買い時感」について分析を行いました。
    来訪者・モニター共に、2008年7月調査を底に、「買い時だと思う」人が増加。今回2009年4月調査においても、「買い時感」は継続上昇し、来訪者では2007年1月調査に近い水準まで回復。また、来訪者の買い時感DI(※)は2007年3月調査以来約2年振りにプラスに転じる結果となりました。
    「買い時感」が上昇した理由として、来訪者では「金利が低水準だから」「価格が低水準(価格が下がってきた)」と回答した割合が前回調査より更に上昇。また、「税制のメリットがある」と回答した割合が次いで高い結果となりました。
    今回調査後の4月10日には政府の「経済危機対策」が発表され、住宅関連対策も充分盛り込まれていることから、今後一層の「買い時感」上昇が期待されます。
(※)買い時感DIの算出方法:「買い時だと思う」の数値から「買い時だと思わない」の数値を差し引いて算出


■住宅の「買い時感」について(グラフ 1)

【来訪者 「買い時だと思う」が11P増加し、2007年1月調査に近づく水準】
    「買い時だと思う」と回答した人は37%となり、前回調査の26%に比べ11ポイントの増加となりました。2008年7月調査の12%を底に3回連続上昇し、「買い時感」は2007年1月調査に近づく水準となっています。
【モニター 「買い時だと思う」が9P増加し、3回連続上昇】
    「買い時だと思う」と回答した人は28%となり、前回調査の19%と比べ9ポイントの増加となりました。2008年7月調査の12%を底に3回連続の上昇となっています。


■買い時感DIについて(グラフ 2)

    来訪者の買い時感DIは2008年7月調査を底に回復しており、2007年3月調査以来約2年振りにプラスに転じました。モニターのDIは来訪者のDIに四半期程度遅れて回復傾向にあります。

■「住宅を「買い時だと思う」理由について(グラフ 3)

【"現在の金利が低水準だから""価格が低水準"などが継続アップ】
    「買い時だと思う」と回答した方に、その理由を質問したところ、来訪者・モニターともに「現在の金利が低水準だから」が最も多く、次いで「現在は価格が低水準だから」、「現在は、税制のメリットがあるから」が上位となり、前回調査に続き『最近の購入環境の変化』が買い時感を上昇させる要因となっています。
    特に来訪者においては「金利が低水準だから」「価格が低水準だから(価格が下がってきた)」の回答率が大きく上昇しており、購入検討時に市場の実態を見聞きしている事が反映されています。

【長谷工アーベスト 顧客マインド調査】

【調査概要】

調査対象 (1)来訪者:長谷工アーベストが受託販売したマンションのモデルルームに2003年1月以降に来訪された方(首都圏在住)
(2)モニター(首都圏在住)
調査手法 WEBアンケート
調査実施日 2009年4月3日アンケートメール配信、4月6日締切
有効回答件数 モニター: 2,932件
来訪者:416件 

■住宅の買い時感について(グラフ 1.)


■買い時感DIについて(グラフ 2.)


■住宅を買い時だと思う理由[複数回答] (対象者:「買い時だと思う」と回答した方)(グラフ 3.)

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