2015年07月10日

 長谷工コーポレーションは、建築を志す若手の人材育成を目的に、学生を対象とした第9回『長谷工 住まいのデザインコンペティション』を実施します。

 本デザインコンペティションは、社会貢献活動の一環として2007年から継続して実施しています。毎回異なるテーマ設定で、昨年の第8回「ある地方都市のストリートが集合住宅で再生する.新しい暮らしがはじまる」は、地方の集合住宅が持つ新たな可能性について考えるテーマで、全国の学生から発想豊かな作品が数多く寄せられました。
 今年のテーマは「100歳の集合住宅」(※)です。本テーマでは、年齢を重ねた時の暮らしを素晴らしいものにするための集合住宅の役割について考えます。体力の衰えや生活リズムの変化は住まいにどのような影響を与え、また若いときとは異なる人とのつながりをいかに取り込めばいいか。そこには、ライフスタイルや世代間の違い、動植物など人間以外のものとの共生など、様々な可能性を秘めています。応募者の方々が自由にテーマを解釈し、単なる高齢者の住宅とは違った新しい集合住宅、歳を重ねた時に豊かな暮らしを実現できる集合住宅の提案を期待しています。
 (※)東京都心で緩やかな勾配のある敷地に30戸の集合住宅を想定。その他の条件も別途設定。

(1) 第9回「長谷工 住まいのデザインコンペティション」概要
課題:「100歳の集合住宅」

応募資格:2015年12月31日時点で学生であること
(大学院、大学、短期大学、高等専門学校、高等学校、専修学校など)
(複数人で応募する場合は全員該当のこと)
登録・作品提出締切:2015年11月17日(火)必着(送付のみ受付、バイク便不可)
※応募登録はデザインコンペティションホームページからhttp://www.japan-architect.co.jp/haseko/2015/
審査講評・表彰式:2015年12月19日(土)開場14:30
             ホテルニューオータニ 鶴の間(ザ・メイン)(東京都千代田区紀尾井町4-1)
結果発表:『新建築』2016年2月号および当コンペホームページ上にて発表
賞金:最優秀賞1点100万円/優秀賞3点各50万円/佳作10点各10万円(全て税込、総額350万円)
主催:長谷工コーポレーション
後援:新建築社
審査体制:
*審査委員長)
隈 研吾 (隈研吾建築都市設計事務所代表・東京大学教授)
*審査委員)
乾 久美子(乾久美子建築設計事務所代表・東京藝術大学准教授)
藤本 壮介(藤本壮介建築設計事務所代表)
池上 一夫(長谷工コーポレーション取締役常務執行役員)

第9回『長谷工 
住まいのデザインコンペティション』ポスター

(2)前回(第8回)の応募状況

 課題:「ある地方都市のストリートが集合住宅で再生する.新しい暮らしがはじまる」

 募集期間:2014年7月4日~10月23日
 登録総数:813件 応募総数:201点

  【最優秀賞】(1点)
    「道の際を暮らす」 市古慧、奥田祐大、梯朔太郎 (横浜国立大学大学院)  他、優秀賞(3点)、佳作(10点)

(3)前回(第8回)の表彰式、審査風景

 

(4)第1回~第7回の応募状況

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