建物の耐久性が高まり寿命が長くなったとしても、サッシや玄関などは建物本体と比べると寿命が短く、交換が必要になります。その際に、外装部分が交換しやすいようなシステムを開発しています。

外壁やサッシを交換しやすい 「外装(クラディング)システム」

ALC※パネルやアルミサッシ・玄関ドアなどは、建物本体に比べると寿命は短いと言えます。そのためこれらの部材の交換が必要となった際に、作業が容易にできるように、これらの部材は溶接や接着をせず、すべてボルト固定としました。こうすることで部分的な交換もしやすくなります。これは長谷工が提案している長期優良住宅などで採用されています。(ただし現在の区分所有法では、外壁やサッシは共用部となるため、自由に変更することはできません。)

  • ALCとは耐火性・断熱性・軽量性・遮音性などの総合品質に優れ工場生産された軽量気泡コンクリートパネルのことです。

部屋内側から見たイメージ

構造体である柱や梁以外の部分、例えば、玄関まわりでいえば、玄関扉や窓を除く部分をALCパネルでつくります。

  • バルコニーや開放廊下に面しない外壁部分は、このシステムの対象外です。

詳細はこちら(技術研究所Webサイト)