いろいろな材料によって構成されている建物は、場所によってメンテナンスの周期に違いがあります。定期的な修繕を確実に行なうことが建物を長持ちさせる秘訣です。
　※2008年6月に国土交通省から発表された長期修繕計画作成ガイドライン標準様式第3-2号記載例より主な修繕工事項目・周期を引用しました。

■屋根防水 ●アスファルト露出防水 補修：12年 修繕：24年 ●庇・笠木等防水 修繕：12年

■床防水 ●バルコニー床防水 修繕：12年 ●開放廊下・階段等床防水 修繕：12年

■外壁塗装等 ●外壁塗装 塗替：12年 撤去・塗装：36年 ●タイル貼補修 補修：12年 ●シーリング 打替：12年

■鉄部塗装等 ●鉄部塗装（雨掛かり部分） 塗替：4年 ●鉄部塗装（非雨掛かり部分） 塗替：6年 ●非鉄部塗装 清掃・塗装：12年

■建具・金物等 ●建具関係 点検・調整：12年 取替：36年 ●金物類 取替：24／36年

■共用内部 ●共用内部 貼替・塗替：12年

■給水設備 ●給水管 更正：15年 取替：30年 ●給水ポンプ 修繕：8年 取替：16年

■排水設備 ●排水管 更正：15年 取替：30年 ●排水ポンプ 修繕：8年 取替：16年

■ガス設備 ●ガス管 取替：30年

■空調・換気設備
●空調設備	取替：15年
●換気設備	取替：15年

■電灯設備
●電灯設備	取替：15年
●避雷針設備	取替：40年

■情報・通信設備
●テレビ共聴設備	取替：15年
●インターホン設備	取替：15年

■消防用設備
●自動火災報知設備	取替：20年
●連結送水管設備	取替：25年

■昇降機設備
●昇降機	補修：15年 取替：30年

■立体駐車場設備
●機械式駐車場	補修：5年 取替：20年

■外構・附属施設
●外構	補修・取替：24年
●附属施設	取替・整備：24年

■調査・診断
●調査診断	12年
●工事監理	12年

■長期修繕計画作成費
●見直し	5年

※メンテナンスの周期はおよその目安です。