外を通る自動車の音や、お隣のピアノの音などを遮断するのは、壁と窓がカギとなります。基本的に、壁も窓ガラスも厚ければ厚いほど遮音性能は高くなります。壁の厚さはお隣の音がどれだけ洩れるかの目安になります。モデルルームを訪ねたら「コンクリート壁の厚さは何cmですか」と聞いてみましょう。18cmならまず合格です。
音を遮断する性能のことを遮音性能といい、D(遮音等級)で表示します。D-40、D-45、D-50、D-55というように、数値が大きくなるに従い、遮音性能は向上していきます。外部の音をどれだけ遮断できるかは、窓次第です。マンション周辺に交通量の多い幹線道路や騒音を出す工場などがある場合は、窓の作りにどのような工夫がされているのかを調べておくといいでしょう。