長谷工住まいのデザインコンペティションinメタバースとは?
「長谷工住まいのデザインコンペティションinメタバース」は、
長谷工コーポレーションが送る新たな試みです。
2023年に開催された第17回、2024年に開催された第18回の最優秀賞作品を
メタバースにて実際に体験できる住居空間として再現。
誰でもその中を見て回り、作品のコンセプトを具現化したかのような感覚で体験することができます。
「長谷工住まいのデザインコンペティション」とは?
「長谷工住まいのデザインコンペティション」は、建築やデザインを志す全国の学生を対象としたデザインコンペティションです。
このコンペは、学生の創造力を活かし、社会課題や時代の流れを反映した集合住宅のデザイン提案を募集します。優秀な作品には最優秀賞、優秀賞、佳作が贈られ、総額350万円の賞金が授与されます。審査は業界の専門家が行い、公開審査では学生と審査委員の質疑応答も実施されます。
設計者紹介
最優秀賞受賞者

坂本 萌乃(茨城大学大学院)
2000年茨城県牛久市生まれ。2025年茨城大学大学院都市システム工学専攻卒業。
第18回長谷工住まいのデザインコンペティション「集合住宅の新しいあらわれ」にて、「暮らしの転写、歴史の投影」で最優秀賞を受賞。現在は、株式会社HAGISOの設計スタッフとして勤務。
CONCEPT
暮らしの転写、歴史の投影
合理性に囲まれた現在の都市空間では、個性や歴史が消えていく。住戸に内包されていた住民の個性でさえも、住民の更新により、跡形もなく一新される。
しかし、暮らしの様子とその痕跡は建築に転写され、住民の暮らしを物語っていた。転写された立面を表出させ、内側に新しい住戸を取り入れる更新により、前の住民の暮らしの様子が外にあらわれる。
この更新は繰り返され、これまで住んできた人びとの痕跡が、この集合住宅の歴史となって都市に投影される。
