窓サッシの掃除!簡単なお手入れ方法や網戸掃除についても解説 窓サッシの掃除!簡単なお手入れ方法や網戸掃除についても解説

窓サッシの掃除!簡単なお手入れ方法や網戸掃除についても解説

窓サッシの掃除方法をご紹介します。


question

わ~。窓の下のとこが、真っ黒〜!

しばらくサッシ掃除していないもんな~。

窓のサッシって、つい見逃しちゃうんだよね〜。

answer

窓のサッシの汚れはブラシや水を使って落とせるニャ!

■ご注意
アルカリ性洗剤、酸性洗剤、塩素系漂白剤などを使用してアルミニウム製のサッシを掃除すると、変色や腐食の原因となる恐れがあるため、使用は避けてください。アルミニウム製以外のサッシである場合も、掃除前に取扱説明書を読み、掃除方法を確認するようにしましょう。

窓のサッシが汚れる理由とは?

窓のサッシの汚れ

窓のサッシが汚れる理由は、大きく分けて2つあります。ひとつは外から持ち込まれる汚れ、もうひとつは室内で発生する汚れです。

外から持ち込まれる汚れには、砂ぼこりや土、花粉などがあります。風に乗って飛んできたそれらがサッシ部分に付着し、黒っぽい汚れとなってたまります。特に幹線道路に近い住宅のサッシには、排気ガスの真っ黒な粉じんが付着するケースも目立ちます。

春から初夏にかけての花粉の飛散期や夏から秋にかけての台風の時季は、サッシの汚れが特に目立つシーズンです。花粉のほか、乾燥した砂ぼこりや土がサッシにたまると、かたくこびりついて取りにくくなるため、こまめなお手入れが必要です。

一方、室内で発生するサッシの汚れは、ハウスダストなどのほこり、衣類の糸くず、人やペットの毛などが付いたものが多く見られます。また、結露が原因で黒カビが発生することもあり、発生したカビを放置すると、繁殖したカビの胞子がカーテンや壁紙などにも飛んで、健康被害を引き起こすリスクがあります。低い位置にあるカーテンや壁紙は、背の低い子どもが無意識に触る場所でもあるため、定期的な掃除が必要です。

そこで今回は、「週に1回の簡単な掃除方法」と「年に2回の念入りな掃除方法」をご紹介していきます。

ベランダ(バルコニー)清掃は長谷工にお任せ!

ベランダは、砂ほこりや落ち葉など、汚れが蓄積しやすい場所です。「自分で掃除するのは大変でつい後回しにしている」、「どう掃除していいのかわからない」、そんなときはプロに任せてみませんか?ベランダと一緒に、窓ガラスや網戸の掃除も対応します。
ぜひ長谷工にご相談ください!

バルコニー清掃

詳しくはこちら

サッシ掃除に洗剤は不要?

サッシ掃除をするときは、洗剤は使わず、原則、水のみの使用がおすすめです。というのも、窓サッシのレール部分はアルミニウム製のものが多く、アルミニウムは酸やアルカリに弱いからです。油汚れを落とすアルカリ性洗剤や、トイレ水垢用の酸性洗剤、塩素系漂白剤を使用すると、サッシの変色や腐食につながる恐れがあるので注意しましょう。

また、スプレー式の洗剤を使った場合、サッシ周辺の壁面やベランダに飛び散った洗剤が残りやすく、拭き残しがあるとさらなる汚れを吸着してしまう可能性もあります。そのほかにも、削って汚れを落とすメラミンスポンジは、汚れを落とすだけでなくサッシに細かい傷を付ける危険性があるので、使用を避けるのが無難です。そもそもサッシには洗剤が必要となる汚れは付きにくいので、水のみで掃除しましょう。

サッシ掃除の頻度:週に1回

■所要時間:5分~
■難易度:★☆☆☆☆
■掃除頻度の目安:週に1回

週1回の掃除で必要な道具は、ハンディワイパーのみです。

簡単なさっし掃除の方法

サッシの溝にハンディワイパーの先端をフィットさせ、細かいほこりを取り除きましょう。簡単なひと手間が汚れの蓄積を防ぎます。

サッシ掃除の頻度:年に2回

■所要時間:15分~
■難易度:★☆☆☆☆
■掃除頻度の目安:年に2回

年2回を目安に、念入りに窓のサッシ掃除をしましょう。おすすめは、花粉が飛散し終わった5月と、台風がすぎた9月~10月ごろです。

必要な道具

・ヘラ
・雑巾
・サッシ用ブラシ
・ペットボトルと水
・マイクロファイバークロス

サッシの掃除方法

ペットボトルに入れた水をサッシに流し、こびりついた土やほこりをゆるませ、サッシ用ブラシでこすり洗いします。続いて、ペットボトルに再び水を入れ、汚れを水で流します。隅に残った泥汚れは、ヘラに雑巾を巻きつけてこすり、再度サッシに水を流しましょう。仕上げにかたく絞った雑巾かマイクロファイバークロスで、サッシ全体を拭き上げます。

裏技

100均の刷毛(はけ)で汚れをきれいに!?
きらりアイコン

サッシに水を流す前に、土やほこり、ごみを軽く取り除いておくと、サッシ掃除の負担が軽減されます。その際、便利なのが「100均の刷毛」。なかでも、毛足が長くてしなりやすい画材用の平刷毛は、サッシの溝にフィットしやすく、おすすめです。

お掃除のミカタ

網戸の掃除にはマイクロファイバークロス!
網戸をマイクロファイバークロスで掃除

2枚のマイクロファイバークロスを1%濃度の重曹水に浸し、よく絞ります。絞った2枚のマイクロファイバークロスで、網戸を挟むようにして拭きましょう。網戸の両側から同じ場所を拭くことにより、一方から強く押して網がたわんだり、外れたりするのを防げます。マイクロファイバークロスが汚れたら水洗いし、再び拭いたら、完了です。

ベランダ(バルコニー)清掃は長谷工にお任せ!

ベランダは、砂ほこりや落ち葉など、汚れが蓄積しやすい場所です。「自分で掃除するのは大変でつい後回しにしている」、「どう掃除していいのかわからない」、そんなときはプロに任せてみませんか?ベランダと一緒に、窓ガラスや網戸の掃除も対応します。
ぜひ長谷工にご相談ください!

バルコニー清掃

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窓の下のとこ、ピカピカ~!

ほこりが取れて、きれいになったな!

週に1回、簡単な掃除ならできそう♪

花粉の時季は、汚れがたまりやすいからまめに掃除するといいニャ!

監修 本橋 ひろえ ナチュラルクリーニング講師

本橋 ひろえ

北里大学卒業後、化学薬品会社で合成洗剤の製造を経験。2006年より、東京を中心にナチュラルクリーニング講座を開催。子どもやペットがいる家庭でも安心してできる、環境や肌にやさしいクリーニング方法を伝えている。テレビ、ラジオ出演や雑誌の取材協力など、メディアでも活躍。「ナチュラルお掃除大全」「やることの「見える化」で掃除をラクにする方法」(ともに主婦の友社)、「家じゅうピカピカ!ラクチン大そうじ虎の巻 ナチュラル洗剤で安楽早」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など、著書多数。