キッチンの排水口がくさい！臭いの原因と対処法・予防策をご紹介-長谷工の会員サービス「ブランシエラクラブ」

キッチンの排水口がくさい！臭いの原因と対処法・予防策をご紹介

キッチンの排水口が臭う原因と対処法、予防策をご紹介します。

キッチンがなんだかくさい…！

本当だ！ごみ受けのごみは定期的に捨てているはずなのに…。

もしかしてごみ受けよりも奥が汚れているのかな。

排水口がくさいのは「蓋・ごみ受けの汚れ」「封水」が原因だニャ！これらは、重曹や過炭酸ナトリウム（酸素系漂白剤）を使って簡単に掃除できるニャ！

• キッチン排水口の臭いの原因は？
• キッチン排水口の臭いの対処法とは？
• キッチン排水口の臭いの予防策は？

キッチン排水口の臭いの原因は？

排水口は、キッチンのなかでも臭いの出やすい場所のひとつです。普段、掃除をしているにもかかわらず、臭いがなかなか消えないと感じることがあるのではないでしょうか？

排水口の臭いの原因は大きく2つに分類されます。ひとつ目は、排水口に設置されている蓋やごみ受けの汚れです。2つ目は排水トラップにたまっている封水で、水が切れたり悪くなったりすると臭いが上ってきやすくなります。

以下で、それぞれの原因の特徴についてみていきましょう。

ちなみに、キッチンや洗面台、浴室などの水まわりにある排水する穴の「排水口」と、家の外にある排水用の溝を指す「排水溝」は別物なので注意しましょう。

排水口の蓋やごみ受けが汚れている

キッチンのシンクで流した水には、食べ物のカスや洗剤、そして油などが含まれており、これらが排水口の蓋やごみ受けにたまります。これらの汚れが放置されると腐敗し、臭いのもとになります。

臭いが気になる際は、まず排水口の蓋やごみ受けの汚れ具合をチェックしましょう。ごみがなくてもぬめりが付着している場合は、それが汚れのサインであり、掃除が必要です。

封水が汚れている

封水とは、排水トラップにたまっている水のことです。水をためることによって、キッチンの排水・排水パイプからくる臭いや、害虫の侵入を防いでいます。

しかし、この封水がなくなると臭いの原因となってしまいます。毎日使っているキッチンであれば封水がなくなることはありませんが、代わりに封水が腐ってしまうことがあります。封水に生ごみや腐敗したものがたまっていると、封水が悪くなって臭いが発生することがあるので注意が必要です。

キッチン排水口の臭いの対処法とは？

キッチン排水口の臭いの原因は、先述したように2つあります。ここでは原因別にそれぞれの対処法を紹介します。

排水口の蓋やごみ受けが汚れている場合

■所要時間：10分～
■難易度：★★☆☆☆
■掃除頻度の目安：毎日

排水口の蓋やごみ受けの汚れは、重曹を使って落とせます。まずゴム手袋をして、蓋（排水口カバー）やごみ受けを取り出しましょう。取り出したものに直接粉末の重曹を振りかけ、使い古した歯ブラシでこすります。汚れが取れたら水ですすいで完了です。

封水が汚れている場合

■所要時間：1時間～
■難易度：★★☆☆☆
■掃除頻度の目安：週に1回

シンクの排水口の蓋やごみ受けを外してから、シリコン製のカップカバーを置き、カップカバーの上まで熱湯をためます。このとき、カップカバーが排水口に対して大き過ぎると、熱湯を注いだ際に浮き上がることがあるため注意しましょう。カップカバーが利用できない場合は、排水口のパイプ部分をラップで覆い、輪ゴムで固定するのもおすすめです。蓋ができたら、過炭酸ナトリウム（酸素系漂白剤）を大さじ1杯入れ、さらに熱湯を注ぎます。

またこの際、蓋やごみ受けなどを一度戻し、つけ置きしておくとまとめてきれいにできて一石二鳥です。1時間以上〜一晩（お湯が冷めるまで）たったら、部品とカップカバーを取り除き、大量の水を一気に流します。部品から浮いてきた汚れやぬめりを落とすようにスポンジでこすり洗いし、元に戻せば完了です。

キッチン排水口の臭いの予防策は？

排水口の臭いを防ぐには、定期的な掃除のほかにいくつかのポイントがあります。以下でご紹介するポイントを心がけて排水口からくる臭いを予防しましょう。

食べ物のカスを放置しない

排水口の臭いを防ぐためには、ごみ受けに食べ物のカスを残さないことが大切です。残ったまま放置すると、腐敗して雑菌が繁殖するため臭いの原因になります。

油をそのまま流さない

食べ物の汁や揚げ物で使った油などを直接シンクに流すと、排水管の詰まりを引き起こし、臭いのもととなる恐れがあります。油は基本的に直接流さず、市販の凝固剤を使ったり、キッチンペーパーや新聞紙を使って吸い取ったりして、なるべくごみとして処分するようにしましょう。油汚れは一度排水管に詰まると取り除くのが難しく、場合によっては専門業者を呼ばなければならないこともあります。

使い終わったら簡単に掃除する

シンクを使用する度に、簡単な掃除を行なう習慣をつけましょう。重曹粉末とスポンジを使ってこすり洗いをすることで、汚れを除去し、雑菌の栄養源を断つことができます。
さらに、丸めたアルミホイルを入れればぬめり対策になります。アルミホイルが持つ金属イオンには消臭・抗菌の効果があるためです。

アルミホイルを丸め、ごみ受けに入れておくだけで効果があります。ぬめりが出たら、新しいアルミホイルに交換し続けます。

ただし、アルミホイルを入れておけば掃除が不要というわけではありません。掃除をせずにアルミホイルを入れていても効果が薄いため、シンクや排水口はこまめに掃除しましょう。