先輩×後輩座談会

最初は現場でわからないことだらけで、ミスして怒られることも多くて、正直、辛くて、「この仕事、向いてないんじゃないか」と思ったことも。でも、周りの先輩や職人さんなど、相談する相手がたくさんいたため、その辛さを乗り越えることができました。１年経ってみたら、細かいミスからの学びが成長の糧になっているなと。どんなことも、１回、怒られないとわからないものです。

僕もいっぱいミスしてます。その中で、どこまで人に頼っていいのか、わからなくなった時期がありました。そんな時、救われたのは、先輩に教えてもらったり、職人さんたちと一緒に現場を見たりできたこと。そうしているうちに現場のことがより深く理解できるようになりました。

全然、設計がうまくいかなったり、自分が「いけてる」と思っていても、気づかないところでミスしていたり。僕も失敗はいっぱいあります。そうした中でブラザーの先輩にその都度、確認してもらい、教えてもらったりして乗り越えてきました。

どの部署でも業務は楽しかったのですが、異動するとまた一からになるため、いつまでもできないことが多い気がして焦りを感じたことも。その中で印象に残っているのは、現場実習での施工管理業務。たまたまK.Mくんの現場が、私の現場の徒歩３分の場所にあり、しかもK.Mくんの現場の方が３か月先の工程をやっていたため、「これからどうなるの？」「どんな手配をすればいい？」とか聞いたり、現場の写真を撮らせてもらったりしました。その節はお世話になりました。

いえいえ、こちらこそ、M.Kさんに教えることで自分の勉強になりました。

僕は７月に業者さんから土地情報をいただき、その後、契約にまで至るという流れだったため、あんまり悩んだこともなくて……。

それで新人賞もとりましたね。

はい。ラッキーでした。

でも、事業性が見込める土地が見つけてきたとしても、契約までのプロセスではいろいろ大変なこともあったのでは？

もちろん、新入社員一人の力では事業完結はできませんから、周りの先輩方に助けていただきました。１年目が持ってきた土地に関してはしっかりフォローして成功体験を積ませてあげようという感じで、先輩方が頑張って動いてくれるんです。

僕の成長の転機は、宅建合格後、マンション販売を担うグループ会社に販売実習に行き、初対面のエンドのお客様と接する機会を多く持ったことです。

マンションを販売するにあたって、すごく周辺環境を調べたりしていたよね。どう説明すればお客様の心を動かせるだろうかと、自分なりに戦略を考えながら。自部署に戻ってからも生かせる能力が身についたのでは？

はい。今はマンション用地の取得に携わっており、取引相手は法人の業者ですが、グループ会社での研修で当社のマンションに住みたいと思っていただけるエンドのお客様の声が聞けたことで、当社のビジネスモデル全体を理解できたのはもちろん、さらに自分の仕事に誇りを持つことができました。

コンクリートが固まって型を外し、躯体が上がってきた時、やりがいを感じます。また、仕事を少しずつ覚えて、現場を管理していくというのを繰り返していくうちに仕事が面白くなってきました。

実は担当している現場のマンションを、最近、デベロッパーに引き渡していて、お客様が引っ越してきています。仕事帰りに、これまで自分が業務を遂行していた現場の窓に灯が灯っているのを見るたびに、「お客様が住んでいるんだなあ」という感慨に浸っています。

やりがいは、自分の成長です。最初は圧倒的に知識不足で、業者さんとの会話がすぐに終わってしまうことが多かったのですが、不動産情報に関する引き出しを増やした結果、徐々に会話が続くようになって。最近では、自分だから土地の情報をいただけたという手ごたえも感じつつあります。

いろんな部署に知り合いが増えて、困ったことがあれば、この人に聞けばいい、というデータが溜まってきているのがやりがいです。

先輩に聞いたり、自分で調べたりして、いろいろ試行錯誤しながら、一つ一つ問題を解決して、理想の設計ができた時、やりがいを感じます。

最近、建替・再開発事業部に異動したばかり。１年目とは全く業務内容が違い、また、関わる人も地権者やコンサル、デベロッパー、行政等に変わり、また一から覚えていかなければならない状況です。

新人賞を取って勢いがついたところで異動したわけだけど、それもN.Yくんにとって大きなチャンスになるかもしれませんね。

はい。１年でも早く、一人でプロジェクトの先頭に立って事業を推進していけるよう頑張ります。

２年目までに成果を上げれば、N.Yくんのように新人賞を取れるので、僕はそこを目指していきます。

このネクスターチームで、２人、新人賞が取れたら最高ですね。

一級建築士の２次試験に合格することが目標です。一級建築士を取って初めて、仕事とプライベートに集中できると思うので。

僕も一級建築士の資格を取得して、自分の担当案件を持ちたいと思っています。

今はまだ、大まかな作業意図しかわからないので、自分が今、何のためにこの作業をしているのか、より深く理解したい。今の現場の竣工まであと１年でそこをつかみたいと考えています。

僕の目標は社長……ではなくて、現場の所長です。

え、最初、社長って言ったよね？（笑）

はい、同期トップになって、社長を目指します！

きみならなれると思うよ（笑）。今日は改めて、みんなからいろんな話を聞けて、それぞれが熱い思いを持っていることが伝わってきました。本当に頼もしいと思うし、それを見て、私ももっと頼られる先輩になりたいなと気持ちを新たにしました。また、この先、悩んだり、つまづいたりすることがあるかもしれませんが、そんな時、それぞれが助け合えるチームになれているのではないかとも感じました。年次が上がっていくにつれて、他部署との関わりも多くなってくるので、他部署の同期とのつながりが、より役立ってくると思います。私もさらに踏み込んでサポートしますので、今後ともよろしくお願いします。

こちらこそです。みんな、それぞれが苦労しているのが知れるからこそ、自分ももう一踏ん張りしようと思える。それがネクスターチームの良さ。これからも一緒に成長していきましょう！