多くの企業にとって社宅管理は主要業務ではありません。そこを私たちがお手伝いすることで、お客様は本来の仕事に集中することができます。「おかげで負担が軽くなったよ」と言われると、この仕事をやっていてよかったと思います。
そう語る彼女は、「全国の様々な業種の企業に関われる」ことに魅力を感じ、長谷工ビジネスプロクシーに入社。取引先社員への社宅の仲介を経て、現在は社宅管理代行の新規案件獲得に力を注いでいる。営業活動で大切にしていることは、管理業務を遂行する社内部署との連携。お客様によってはイレギュラーな対応も求められるため、社内での情報共有と調整には細心の注意をはらっていると言う。
「これからは、もっと社宅管理に関する幅広い知識を身につけていきたいです。引き出しが豊富だとお客様の悩みをより多く引き出せますので」と語る彼女からは充実感が伝わる。
昨年3月に結婚し、将来の産休や育休についても現実的に考えるようになった。「女性がより働きやすい環境をつくるため、私もできることはチャレンジしていきたいと思います」。
仕事に、プライベートに、彼女は未来を見つめている。「自分を磨き続けていきたい」と微笑んで、次の打ち合わせに向かって行った。

（取材・撮影：2019年10月）