首都圏 マンション市場動向 2025年8月
2025年10月01日 / 『CRI』2025年10月号掲載
目次
概況
●当月の新規供給戸数は100件1,301戸、前年同月比78.7%増で、2ヵ月連続で前年同月を上回った。地域別では都内23区で同100.0%増となる690戸の供給があり、とりわけ下町エリア(前年同月152戸→438戸)において第一期発売開始物件が複数供給され、首都圏全体の供給戸数を押し上げた。
●初月販売率は前年同月比1.6ポイントアップの65.1%。
●首都圏全体の分譲単価は前月比1.1%アップの1,588千円/㎡、平均面積は同1.4%アップの65.02㎡、平均価格は同2.5%アップの1億325万円。先月に引き続き都内23区の供給比率が50%を超えたこともあり、平均価格は2ヵ月連続で1億円を超えて推移。
●8月末の分譲中戸数は5,715戸、前月比で225戸減。完成在庫は3,232戸、同71戸減。前年同月の分譲中戸数(5,110戸)、完成在庫(2,686戸)に対しては上回っている。
サマリー
| 新規発売物件数 | 100件 | 31.6% |
|---|---|---|
| 新規供給戸数 | 1,301戸 | 78.7% |
| 初月販売率 | 65.1% | 1.6ポイント |
| 分譲中戸数 | 5,715戸 | 605戸 |
| 完成在庫 | 3,232戸 | 546戸 |
| 平均価格 | 10,325万円 | 2.5% |
| 分譲m2単価 | 1,588千円 | 1.1% |
| 分譲3.3m2単価 | 5,250千円 | 1.1% |
| 平均住戸面積 | 65.02m2 | 0.88m2 |