首都圏 マンション市場動向 2025年9月

2025年10月31日 / 『CRI』2025年11月号掲載

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目次

概況

●当月の新規供給戸数は141件1,908戸、前年同月比4.3%増で、3ヵ月連続で前年同月を上回った。地域別では特に第一期発売開始物件のまとまった供給があった都下、川崎市で前年同月を大きく上回った。

●初月販売率は54.4%で前年同月比11.1ポイントダウン。

●首都圏全体では都内23区の構成比率が減少した影響もあり(前月53.0%→28.4%)平均価格は前月比3.6%ダウンの9,956万円、分譲単価は同7.7%ダウンの1,465千円/㎡、平均面積は同4.5%アップの67.95㎡。地域別では再開発地域及びその周辺で供給された物件により、川崎市、さいたま市で分譲単価・平均価格が前月から大幅に上昇した。

●9月末の分譲中戸数は5,879戸、前月比で164戸増。完成在庫は3,298戸、同66戸増。前年同月の分譲中戸数(5,025戸)、完成在庫(2,740戸)も上回っている。

サマリー

新規発売物件数 141 15.6%
新規供給戸数 1,908 4.3%
初月販売率 54.4% 11.1ポイント
分譲中戸数 5,879 854
完成在庫 3,298 558
平均価格 9,956万円 3.6%
分譲m2単価 1,465千円 7.7%
分譲3.3m2単価 4,844千円 7.7%
平均住戸面積 67.95m2 2.93m2

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