近畿圏 マンション市場動向 2025年8月

2025年10月01日 / 『CRI』2025年10月号掲載

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目次

概況

●当月の新規供給戸数は87件927戸、前年同月比46.7%増。ワンルームマンション(1件48戸供給)を除くと86件879戸、同77.2%増。主要地域では大阪市で前年同月を下回ったものの、神戸市、東大阪、南大阪で第一期発売開始物件のまとまった供給があり、前年同月を大幅に上回った。

●初月販売率は70.8%で前年同月比1.4ポイントダウン。

●近畿圏全体の分譲単価は前月比4.6%アップの901千円/㎡。平均面積は同12.1%ダウンの60.42㎡、平均価格は同7.9%ダウンの5,444万円。ワンルームマンションを除くと分譲単価は前月比5.6%アップの904千円/㎡、平均面積は同13.3%ダウンの62.21㎡、平均価格は同8.4%ダウンの5,627万円となった。前月と比べ1DK・1LDKの住戸の供給が多かったことが平均面積・平均価格ダウンに繋がった。

●8月末の分譲中戸数は2,916戸、前月比で19戸増。完成在庫は1,438戸、同32戸増。前年同月の分譲中戸数(2,390戸)、完成在庫(1,317戸)も上回っている。

サマリー

新規発売物件数 87 14.5%
新規供給戸数 927 46.7%
初月販売率 70.8% 1.4ポイント
分譲中戸数 2,916 526
完成在庫 1,438 121
平均価格 5,444万円 7.9%
分譲m2単価 901千円 4.6%
分譲3.3m2単価 2,978千円 4.6%
平均住戸面積 60.42m2 8.28m2

データ

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