近畿圏 マンション市場動向 2025年10月

2025年11月28日 / 『CRI』2025年12月号掲載

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目次

概況

●当月の新規供給戸数は110件1,069戸、前年同月比7.6%減。ワンルームマンション(3件175戸供給)を除くと107件894戸、同69.6%増。地域別では第一期発売開始物件のまとまった供給があった南大阪、京都市で前年同月を大きく上回ったものの、神戸市でワンルームマンション供給が大きく減少し、全体では減少となった。

●初月販売率は70.1%で前年同月比1.3ポイントダウン。

●平均価格は前月比20.1%アップの6,175万円、分譲単価は同7.3%アップの1,031千円/㎡、平均面積は同12.0%アップの59.90㎡。ワンルームマンションの構成比率が減少したこと(前月37.2%→16.4%)が平均価格アップに繋がった。ワンルームマンションを除くと平均価格は前月比1.2%アップの6,904万円、分譲単価は同6.8%アップの1,037千円/㎡、平均面積は同5.3%ダウンの66.59㎡。大阪市内の超高層物件が分譲単価を押し上げた。

●10月末の分譲中戸数は2,919戸、前月比で12戸増。完成在庫は1,366戸、前月と同戸数。前年同月の分譲中戸数(2,420戸)、完成在庫(1,328戸)に対しては上回っている。

サマリー

新規発売物件数 110 31.0%
新規供給戸数 1,069 7.6%
初月販売率 70.1% 1.3ポイント
分譲中戸数 2,919 499
完成在庫 1,366 38
平均価格 6,175万円 20.1%
分譲m2単価 1,031千円 7.3%
分譲3.3m2単価 3,408千円 7.3%
平均住戸面積 59.90m2 6.41m2

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