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インターホンのさまざまな機能

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インターホンは、来訪者の確認や通話、オートロックの解除などに使用する設備ですが、次のようにさまざまな機能が搭載されており「住宅情報盤」の役割を担うものも見られます。

共同住宅用自動火災報知設備 火災が発生した住戸の熱感知器が異常を感知し、一定時間経過後、出火階と直上階の住戸に火災を知らせる
全住戸一斉放送機能 管理室などから全住戸に音声で呼びかける
熱感知器 火災による周辺温度の上昇を熱感知器が感知すると警報で知らせる
自動録画機能 呼び出しがあると自動で録画
非接触キー 鍵穴に鍵をさすことなく解錠
宅配ボックス連動 宅配ボックスに荷物が入ると通知
スマートフォン連動 スマホから映像確認・応対が可能
 

 

インターホン設備の交換の目安は、15年程度といわれています。ただし、オートロックのマンション、あるいは火災報知器や警報器などさまざまな設備と連動しているタイプのインターホンは、各住戸にあるものの共用設備にあたります。個人の判断で取り外したり、別のものに換えたりすることはできないのでご注意ください。

 

[参考]長谷工コミュニティ すてきテラス「インターホン設備」

 

[あわせて読みたい]外部とのやりとりを行うインターホン機能のほか、自動火災報知設備やガス漏れ感知センサー、防犯センサーの警報、非常時の通報機能など様々な機能が盛り込まれた「ICホームモニター(住宅総合情報盤)」を最初に発表したのは、マンション業界では長谷工が最初。(1981年8月)

 

 

文:亀梨奈美

 

WRITER

亀梨 奈美
不動産ジャーナリスト。住宅専門全国紙の記者として活動しながら、不動産会社や銀行、出版社メディアへ多数寄稿。不動産ジャンル書籍の執筆協力なども行う。

X:@namikamenashi