2018年10月23日

 長谷工コーポレーションが、創業80周年記念事業として多摩市に建設した「長谷工テクニカルセンター」(今年3月竣工)内に、10月23日(火)、マンションのあらゆることを展示した「長谷工マンションミュージアム」が完成しました。
  「長谷工マンションミュージアム」は、世界や日本の集合住宅の歴史、企画・設計段階から建物ができるまでの過程、間取りプランの変化、リフォームや建て替え事例、未来の住まいなどを網羅し、"見て、触れて、感じて、学べる"施設です。施工現場のVR体験や、人工知能(AI)と顔認証システムなど、最新技術を用いた展示コーナーも設置し、マンションづくりの魅力を広く社外に発信していきます。
 今後は企画展示や当社主催のコンテスト当選作品展示、子供向けイベントなどを実施する予定で、お客様が集合住宅の奥深い歴史やマンションづくりの面白さを知っていただくための情報発信拠点として充実を図ってまいります。
なお、「長谷工マンションミュージアム」は事前予約制となっており、2019年1月15日からご見学いただけます。予約受付の電話番号は、12月15日に「長谷工マンションミュージアム」サイトに掲載いたします。(サイトは10月25日に公開)

【「長谷工マンションミュージアム」について】
9つのゾーンで構成され、訪問者が設計や建築に興味を抱いてもらえるように、最新技術も駆使した展示を数多く用意しています。
◇主な見どころ(ゾーン)
・「はじまりの物語」:生命と人類の誕生から集合住宅の成り立ちまでを360°シアターで放映
・「集合住宅の歩み」:世界や日本の集合住宅の歴史とともに長谷工グループの歩みを紹介
・「暮らしと住宅の変遷」:1970年代と2010年代の間取りプランを実物モデルルームで再現
・「まるごとマンションづくり」:企画設計段階から建物が完成するまでの流れを紹介(大迫力のVR映像等で工事現場を疑似体験)
・「再生と長寿命化」:マンションの資産価値を維持する改修や耐震補強、建て替えの事例を紹介
・「これからの住まい」:未来のマンションと暮らし方を提案(人工知能と顔認証システムを備えたドアなどを紹介)

[左:「はじまりの物語」(360°シアター)、右;「集合住宅の歩み」]
[左:「暮らしと住宅の変遷」、右:「まるごとマンションづくり」]
[左:「再生と長寿命化」]、右:「これからの住まい」]
[左:エントランス、中央:ギャラリーラウンジ、右:HASEKOライブラリー]

【「長谷工テクニカルセンター」について】
長谷工グループでは、1975年に技術開発本部を本社内に設置して以来、「安全・安心、快適な住まい」をつくるための要素技術の研究や最新の技術開発に取り組んでまいりました。近年では、マンション事業主や管理組合など、社外から技術拠点への来訪者が増加しており、当社グループにおける新築・既築の研究・技術開発を分かり易く伝える機能がより一層求められていました。そこで長谷工グループの創業80周年事業の一環として「長谷工テクニカルセンター」を開設し、集合住宅分野における研究・技術開発拠点としての「長谷工技術研究所」、マンション管理の技術とサービスを向上させるための「長谷工グループ技術研修センター」・「長谷工コミュニティアウル24センター」、そしてマンションの歴史やモノづくりの想いを広く世の中に発信する場としての「長谷工マンションミュージアム」を併設しました。

[長谷工テクニカルセンター本館(外観)]

【「長谷工テクニカルセンター」の施設概要】
所在地:東京都多摩市鶴牧3-1-1
最寄駅:多摩モノレール「多摩センター駅」、京王相模原線「京王多摩センター駅」、小田急多摩線「小田急多摩センター駅」(徒歩約12分)
敷地面積:17,663㎡ (5,343坪)
延床面積:約8,800㎡(約2,660坪)
[本館(長谷工技術研究所、長谷工グループ技術研修センター、長谷工コミュニティ アウル24センター、長谷工マンションミュージアム)、住宅実験棟(免震)、多目的実験棟で構成]
構造・規模:本館/鉄骨造3階建て、住宅実験棟/鉄筋コンクリート造4階建て、多目的実験棟/鉄骨造1階建て
着工:2017年2月1日
竣工:2018年3月末日

[長谷工テクニカルセンター(全景)]

【長谷工技術研究所】
長谷工テクニカルセンターの中核施設。建物の長寿命化や耐震性強化、CO2削減をはじめとする環境問題など、常に顧客や社会の新たなニーズに応えるべく、集合住宅に関する様々な性能実験や研究開発に挑戦しています。

[左:住宅実験棟(外観)、右:住宅実験棟(免震層)]
[左:多目的実験棟(外観)、右:多目的実験棟(構造実験エリア)]

【長谷工グループ技術研修センター】
知識と技術力に優れたマンション管理のプロを養成する研修施設。マンション管理会社として高品質なサービスを提供するために、長谷工の技術力を結集した高度な機能と設備を備えています。

【長谷工コミュニティアウル24センター】
管理会社である長谷工コミュニティが自社保有する総合監視センター。緊急時における迅速かつ正確に情報を把握し、暮らしの様々なトラブルに対して24時間365日いつでも対応しています。

Get ADOBE® READER®
PDFファイルをご覧いただくためには、
Adobe Readerが必要です。