アンケートレポート「価値観調査」第1回

ブランシエラクラブでは、より深く会員のみなさまの暮らしを理解し、暮らしのヒントを見つけるため、価値観についてのアンケートを実施しました。多くの方にご協力いただいた本調査の結果は、今後複数回に分けてお届け予定です。今回は、そのなかから「生活満足度」に焦点を当ててお届けします。
※本記事では、回答者数 10,169名のうち、年代・性別の有効回答者数9,826名を対象としています。

価値観アンケート(設問数61問)

回答期間
2026年02月10日 (火)~ 2026年02月23日 (月)
回答者数
計10,169名

目次

満足度を支える“土台”とは?

お金や時間に余裕があれば、人は幸せになれるのでしょうか。
物質的な豊かさは暮らしを支える一方で、幸福感はそれだけで決まるものではありません。近年は「健康」や「人とのつながり」といった要素も重要視されています。
本調査からは会員のみなさまの生活満足度が高い水準にあること、その背景には「ゆとり」だけでなく、「健康」や「つながり」といった複数の要素が関係していることが見えてきました。

生活に満足していますか

約9割が生活に「満足」と回答しました。この数値は、内閣府が実施している「満足度・生活の質に関する調査」(※1)といった一般的な調査と比較しても高い結果です。なぜこのような結果になったのか——その背景については、今後のレポートで引き続き探っていく予定です。

「ゆとり」感が生活満足度を支えるカギ

経済的ゆとりの有無で満足度を比較すると、ゆとりが「ある」グループでは95%が生活に「満足」と回答したのに対し、「ない」グループは67%にとどまり、約30ポイントの差が見られました。時間的ゆとりについても同様に、「ある」場合は91%、「ない」場合は76%と、約15ポイントの差があります。このことから、生活満足度は「ゆとり」に大きく左右されることが分かります。
※本調査における「ゆとり」は回答者ご自身の実感に基づく回答です。

満足度を支える価値観とは

経済的・時間的なゆとりがあるほど生活満足度は高い傾向が見られました。では、暮らしの中で大切にされているのは、どのようなことなのでしょうか。

暮らしで大切にしていること(複数回答可)

全体で最も多く選ばれたのは、「健康的で安心できる暮らしを送ること」でした。回答者全体の約8割が選択しており、多くの人にとって暮らしの土台となる価値観であることがうかがえます。
では、生活に満足している人と不満を感じている人では、大切にしていることに違いはあるのでしょうか。

暮らしで大切にしていること(上位5位)

生活に「満足」・「不満」と回答した人が「暮らしで大切にしていること」で各項目を選択した割合(%)のランキング

「健康的で安心できる暮らしを送ること」は、生活に「満足」と回答した人、「不満」と回答した人のどちらにおいても1位となりました。
一方で、2位以下の順位には違いが見られました。
生活に「満足」と回答した人では、「家族や身近な人と過ごすこと」が2位に入っており、身近な人との時間が暮らしの満足感に関わっているようです。
生活に「不満」と回答した人では、「経済的に安定した生活を送ること」を重視する割合が高くなりました。また、「経済的安定」を選択した人は、世帯年収による大きな差は見られませんでした。「経済的安定」を重視する気持ちは、どのような収入水準にあっても共通している価値観と言えそうです。

ここまでの結果から見えてきたのは、暮らしの満足感は一つの要素だけで決まるものではないということです。経済的・時間的なゆとりに加え、健康や家族・身近な人とのつながりなど、さまざまな要素が重なり合うことで、日々の満足感が支えられているようです。
今後のレポートでは、こうした一人ひとりの価値観に寄り添いながら、よりよい暮らしのヒントにつながるテーマを深堀りしていきます。

ご回答者の属性情報

最後に、今回のアンケートにご協力いただいたみなさまについてのご紹介です。

性別・年代

男女比はおおよそ50%ずつで、年代は50代が最も多く、60代、40代と続きます。40~60代で全体の75%を占めています。

同居家族

最も多かった家族構成は「夫婦」で、僅差で「ファミリー」が続きました。30歳を境にファミリー世帯が増え、40歳頃にピークに到達しています。その後は、子どもの独立が増えていき、55歳前後で夫婦のみの暮らしが多数派となっていくことがアンケートから分かりました。

一方で、ひとり暮らしはどの年代でも2割程度存在しており、年代に依らない多様な家族の在り方も垣間見えます。

働き方

60代までは、少なくともひとりは働いている家庭が8割以上でした。70代以降は働いていない家庭が多いですが、80代でも約1/4の家庭では就労しているという結果が出ています。

今回は、回答者のみなさまが暮らしで大切にされていることと、みなさまのプロフィールについてご紹介しました。 今後もアンケート結果をもとに、暮らしのヒントにつながるテーマをお届けしていきます。
次回は「住まいの満足度」についてご紹介する予定です。

数字だけでは見えてこない背景を知るため、今後インタビューのご協力をお願いすることもございます。
また、本記事に関するご意見・ご感想を下記フォームよりお聞かせください。

ご意見・ご感想はこちら

1出典:内閣府「満足度・生活の質に関する調査」
https://www5.cao.go.jp/keizai2/wellbeing/manzoku/index.html
(最終確認:2026年5月26日)

これからも、よりよい暮らしのヒントをお届けしていきます。お楽しみに。