替える?まだ使う?「エアコン2027年問題」と買い替え判断
「エアコン2027年問題」という言葉を聞いたことはありますか。聞いたことはあるものの、自分に関係があるのか、エアコンの買い替えを考えるべきなのか迷っている人も多いかもしれません。8,761人の回答から、エアコンの使用状況や買い替えに対する考え方を見ていきましょう。
回答者の8割超が、「エアコン2027年問題」を「聞いたことがある」と答えました。意外にも認知度は高いものの、言葉を聞いたことがある程度という人も少なくありません。
具体的に知っていることを聞くと、「省エネ基準が変わる」は68%、「価格に影響する可能性がある」ことは63%。一方で、「買い替えに影響する可能性がある」や「種類や選択肢に影響する可能性がある」は半数以下にとどまりました。「エアコン2027年問題」を知っていても、これからのエアコン選びにどう関わるのかまでは、まだあまり知られていないようです。
認知状況と買い替え意向を重ねてみると、「エアコン2027年問題」の内容まで知っている人では、「故障する前に計画的に買い替えたい」と答えた人が17.9%と、内容を知らない・聞いたことがない人より高い結果となりました。ただ、その割合は2割未満。「まだ決めていない・判断に迷っている」という人も16.4%おり、「エアコン2027年問題」を知ることで買い替えを意識する人がいる反面、知っているからこそ、買い替えのタイミングを慎重に見極めたいと考える人もいるようです。
みなさんが気になっているのは、「エアコン2027年問題」の仕組みそのものより、「価格はどうなる?」「いつ買い替える?」「今のエアコンはいつまで使える?」といった、暮らしに直結すること。「エアコン2027年問題」について知るだけでなく、「自分の場合はどうすればいい?」という具体的な判断につながる情報が求められているようです。
気になっているのは、値上がりの有無だけではありません。購入後の負担や、自宅に設置できるかまで確かめたうえで決めたいという、具体的な迷いが見えてきました。
使用年数別に見ると、「故障する前に計画的に買い替えたい」は、5~10年未満の16%に対し、10年以上では20%とやや増加。一方、「不具合や故障したら買い替えたい」は、10年以上でも46~48%を占めています。エアコンは10年が買い替えを考えるひとつの目安とされていますが、10年を超えても、故障などを買い替えのタイミングと考える人が多いようです。
買い替えを迷う背景には、「まだ使える」という理由だけでなく、複数台を替える際の費用や、タイミングの見極め、「エアコン2027年問題」による影響がまだ分からないことなど、さまざまな理由があるようです。
まずは今のエアコンの使用年数や状態を確認し、そろそろ買い替えを考えたほうがよいのか、家族で話してみませんか。「エアコン2027年問題」について正しく知ることも、判断のヒントになりそうです。
【アンケート概要】
- 回答期間:
- 2026年8月26日(水)~9月2日(水)
- 回答者数:
- 計8,761名
- 対象者 :
- 「エアコン2027年問題」に関心のある方
