トリュフの作り方。板チョコから作る簡単レシピ

「うちのご飯は世界イチ」の番外編、お料理の基本をご紹介するミニレッスンへようこそ。第119回は、「トリュフの作り方」です。人気のチョコレートスイーツを、市販の板チョコで手軽に作るレシピをご紹介します。

もうすぐバレンタイン!
パパとコウちゃんにはまだ内緒だけど、今年は手作りチョコに挑戦しようと思ってるのよね♪
おっ、手作りか!で、何を作るんだ?


それが、まだ決まってなくて…
簡単にできるものにしたいけど、見た目がシンプルすぎるのもちょっとなあって
それなら、トリュフがおすすめだぞ!
一見、作るのが難しそうだけど、実は簡単に手作りできるんだ!


えっ、あのトリュフが手作りできちゃうの?よーし、チャレンジしてみよう
フラッキー、作り方を教えて!
よしきた!2人をびっくりさせようぜ♪

目次

簡単!トリュフの作り方
生クリームの濃厚な風味と、なめらかな口溶けが人気のトリュフ。型に流し込むテクニックがいらないので、お菓子作り初心者の方でも気軽に作れるのが魅力です。
今年のバレンタインは、ぜひ手作りチョコにチャレンジしてみませんか?
材料(12個分)
- 板チョコレート(ミルクまたはブラック)
- 100g(2枚分)
- 生クリーム(動物性脂肪40%以上のもの)
- 50ml
- ラム酒
- 小さじ1
- <仕上げ>
- ココアパウダー
- 適量
- ココナッツファイン
- 適量
手順

板チョコレートは細かく手で割り、耐熱ボウルに入れます。

生クリームを加え、ラップをせずに600Wに設定した電子レンジで1分30秒加熱します。

電子レンジから取り出したら、ゴムベラでゆっくりと混ぜて溶かします。
溶け残りがあれば、様子を見ながら10秒ずつ追加で加熱してください。
生クリームは、ホイップクリームや牛乳で代用できる?
なめらかな食感とクリーミーな味わいがポイントのトリュフ。この特徴をしっかりと出すには、生クリームを使う必要があるぞ。ズバリ、代用は避けるべし!
ホイップクリームには植物性油脂や砂糖が使われているから、生クリームとは仕上がりや風味が変わってしまうんだ。牛乳も、生クリームより水分が多くて脂肪分が少ないからNG。美味しく仕上げるために、必ず生クリームを使ってくれよな!

ラム酒を加えて混ぜたら、ボウルを涼しいところに置いて、ゴムベラで時々混ぜながらもったりとするまで冷まします。

ラップを広げ、大さじ1程度ずつチョコレートをのせて丸めます。

冷蔵庫で15〜30分ほど冷やしたら、ラップを外して手のひらで丸め直してください。

ココアパウダー、ココナッツファインをそれぞれトリュフにまぶします。

できあがり!

基本のトリュフをアレンジ!
基本のトリュフをマスターしたら、風味をアレンジしてみましょう!
抹茶のトリュフ
抹茶と粉糖を混ぜて、抹茶パウダーを作ります。トリュフの仕上げのココアパウダーの代わりにこちらを使えば、抹茶トリュフに変身!
ホワイトチョコのトリュフ
材料の板チョコレートをホワイトに変えるだけ!丸めた後、お好みのチョコペンで線を描くようにデコレーションするとおしゃれに仕上がりますよ。
手作りトリュフを上手に贈るには?保存と包装のコツ
トリュフをギフトにするときは、やわらかく溶けやすい点に注意が必要です。保存と包装のポイントを押さえて、大切な人へ美味しく届けましょう。
トリュフの保存方法
トリュフは材料に生クリームを使用しているので、冷蔵庫での保存が適しています。常温に置いておくと、溶けたり傷んだりしやすくなるので注意しましょう。
ただし、冷蔵庫で保存していても、あまり長くは日持ちしません。2〜4日以内には食べきれるように、作ったらすぐにプレゼントしましょう。
トリュフを包装するには
トリュフを包むラッピング材は、袋よりも箱がおすすめです。外から押されて潰れたり、動いて型崩れしたりするのを防げます。中に仕切りが付いているものなら、型崩れを防ぐとともに、見栄えもアップしますよ。

持ち運ぶときは、溶けないように保冷剤を付けるのを忘れずに。保冷材だけでは不安なら、保冷バッグに入れるとベターです。職場や学校などですぐに渡せない場合は、なるべく涼しい場所ヘ置くようにしましょう。
食べるときは常温に戻すと、とろけるような口溶けを楽しめますよ。

ジャ~ン!今年は手作りバレンタインよ!はい、どうぞ♪

わあ、トリュフだ!
きれいに箱詰めされて、デパートの高級チョコレートみたいだね

とりゅふ、やわらかくておいし〜い♪
バレンタイン以外のシーズンでも、旬のフルーツで風味付けすると季節感のあるギフトになるぞ!
春ならいちご、夏ならはっさくやメロンもいいな


華やかで素敵!今度は、お誕生日や記念日にも作ってみようかな
フラッキー、ありがとう♪