天井のクロスを張り替えるタイミングは?張り替え方法と種類ごとの特徴をご紹介!
この記事でわかること
天井のクロスを張り替えるタイミング
長年の利用や経年劣化により汚れやシミが目立つようになった際は、早急に張り替えましょう。放置しておくと、見た目だけでなく健康に影響する可能性があります。
天井のクロスの張り替え方法
既存のクロスを剥がし、サイズを測定したら、それをもとに新しいクロスをカットします。カットしたクロスを少しずつ貼り、最後に端とつなぎ目を調整したら完成です。
■ご注意
天井のクロスの張り替えは高所作業のため、転落などには注意して作業しましょう。また、マンションでの天井のクロスの張り替えは専有部分での作業になりますが、管理規約によってDIY工事が制限されている場合があります。必ず事前に管理会社やオーナーへの確認をしておきましょう。
目次
天井のクロスを張り替えるタイミングは?
天井のクロスを張り替えるタイミングは、長年の蓄積によって、シミや汚れが目立ってきたときが適切です。また、10年を目安に剥がれや黄ばみが発生することがあり、これもひとつの目安です。
天井付近は湿度が高く、カビが発生しやすい環境といえます。カビの発生は、見た目だけではなく、健康に影響を及ぼすリスクがあるため、見つけ次第張り替えることが望ましいでしょう。
天井を張り替えるタイミングは以下の3つです。
- 汚れが目立っている
- 雨漏りが発生している
- 張り替えてから10年以上経過している
それぞれ詳しく解説します。
汚れが目立っている
天井のクロスを張り替えるタイミングの目安として、変色や汚れが目立つことが挙げられます。天井は気軽に掃除するのが難しく、放置されがちですが、汚れがたまると部屋の印象に大きな影響を与えます。長年放置された天井の汚れは落ちにくいため、黄ばみや変色などが目立つ場合は張り替えを検討しましょう。
また、カビの発生は異臭や健康被害につながるリスクが考えられます。さらに、カビによって天井内部が劣化し、強度が低下する可能性もあるため、安全性の面からも早急に張り替えるようにしましょう。
雨漏りが発生している
雨漏りが発生した場合も、天井のクロスを張り替えるタイミングです。天井内部で雨漏りしていることが考えられ、放置すると天井表面だけでなく下地や内部まで劣化し、大がかりな修繕が必要になることもあります。
クロスを張り替える前には、まず雨漏りの原因を確認して修理することが大切です。雨漏りの原因が明確になっていないままクロスだけを張り替えても、再びシミや劣化が発生する可能性が高いためです。
●天井からの水漏れの応急処置についてはこちら
張り替えてから10年以上経過している
天井のクロスを張り替えてから10年以上経過している場合も張り替えを検討するタイミングです。クロスを張り替えてから10年以上たつと、経年劣化が進み、汚れ以外にもつなぎ目から隙間が開いてきたり、浮きや剥がれの発生といった問題が次々と出てきます。普段なかなか注目することがない天井ですが、定期的にクロスの状態を見て張り替え時期を見極めましょう。
天井のクロスのおすすめ5選
クロスは比較的施工しやすく、天井のDIYでもよく用いられる材料です。天井材として用いられるクロスには、複数種類があり、特徴もさまざまです。クロスを選ぶときは、色やデザインだけでなく、機能性も考慮するとよいでしょう。主に使用されるクロスは以下の5種類です。
- ビニールクロス
- 織物クロス
- 紙クロス
- 木質系クロス
- 無機質系クロス
それぞれの特徴を解説します。
ビニールクロス
ビニールクロスは広く普及しており、家づくりの際に一般的に用いられるクロスです。色や柄のバリエーションの豊富さと価格が安いことが特徴です。
塩化ビニール樹脂が主な材料で、紙と複合して加工することで作られます。ビニールクロスは化学物質を含むため、アレルギーや人体への影響を気にする方は事前に成分を確認してから使用しましょう。
織物クロス
織物クロスは、麻、絹、レーヨン、ポリエステルなどの衣類にも使われる素材で作られています。布特有の温かみや落ち着いた雰囲気が特徴です。また、調湿性に優れていることや、細かく織られていることから、破れにくいという点も魅力です。
一方で、布製の欠点として、汚れを落としにくいことが挙げられます。掃除する際は、水拭きではなく、ほこりをはたき落とすように乾拭きで掃除しましょう。
紙クロス
紙クロスは、パルプなどを原料とした紙にプリントや凸凹のあるエンボス加工がしてあるクロスです。特徴としては吸音性と通気性がよいことが挙げられ、特に通気性については、透湿性の高い石膏ボードを下地として組み合わせることでより高い効果を発揮します。
一方で、ビニールクロスなどに比べると費用が高く、擦れに弱く長持ちしにくいため、頻繁に張り替える必要があるなど、家庭で手軽に使用するには難しい特徴もあります。
木質系クロス
木質系クロスは、薄くスライスした天然木やコルクに、紙やアルミを加えて作られたクロスです。木の温かみを感じられ、リラックス効果が期待できます。また、無垢材の場合は、調湿性の効果もあります。
一方で、高価なものが多いので、全体に使用するのではなく、一部分に使用するなどの工夫をすることがおすすめです。
無機質系クロス
無機質系クロスには、漆喰や珪藻土などを素材としたものがあり、調湿性能や消臭機能、防火性を備えた製品もあります。ほかのクロスに比べるとリーズナブルな費用で、塗装した壁のようなざらざらとした質感を出すことができるのが特徴です。掃除の際には水拭きではなく、乾いたタオルなどで叩くようにして行ないましょう。
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天井のクロスの張り替え方法
天井のクロスの張り替えは、初心者でも比較的簡単に作業できます。天井のクロスを張り替える手順は以下の通りです。張る前の下準備にコツがあるため、事前に確認しておきましょう。
- 既存のクロスを剥がす
- サイズ測定とクロスの下準備
- 新しいクロスを貼る
- 端とつなぎ目を調整する
既存のクロスを剥がす
まず、既存のクロスをカッターを使って剥がします。このとき、下地部分に付着している汚れやのりを落とし、軽微なへこみがある場合には、パテを使って補修します。下地部分にひび割れや崩れなどが起きている場合には自身での作業が難しいため、まずは管理会社に相談してその後の対応について指示を仰ぎましょう。
サイズ測定とクロスの下準備
天井のサイズを測定し、天井に目印となる線を引きます。測定したサイズよりも5cm程度余裕を持たせて、少し大きめにクロスをカットしましょう。
新しいクロスを貼る
新しいクロスの裏側にのりをつけたら、まず、クロスにのりを馴染ませるために10分ほどおきます。その後、クロスを貼っていきますが、刷毛やスムーサーを使い、中央から外側へ向かって空気を押し出しながら圧着していきます。大きなしわができてしまうと、直すのに手間がかかるので、少しずつ慎重に進めることがポイントです。
端とつなぎ目を調整する
端に余裕を持ってクロスを張り、余分な部分をヘラとカッターを使ってカットしましょう。その際、ローラーを押し当てると、仕上がりがよりきれいになります。また、はみ出たのりを濡れたスポンジなどで拭き取ることもきれいに仕上げるポイントです。
天井のクロスを張り替えるときの注意点
天井のクロスを張り替えるときは、まとまりのある空間を意識したクロス選びや張り替えの可否を事前に確認することが大切です。天井のクロスを張り替えるときの注意点は以下の2つです。
- 適切な種類のクロスを選ぶ
- 管理者に張り替えの可否を確認する
それぞれ詳しく説明します。
適切な種類のクロスを選ぶ
クロスを選ぶ際は、部屋の雰囲気に合っているか、普段の手入れがしやすいかを事前に確認してから適切なものを選択しましょう。天井のクロスは、部屋の雰囲気に大きな影響を与えます。そのため、明るさや素材感が部屋のイメージに合わないと部屋全体の違和感を生む原因になります。
選び方のポイントは、部屋の用途によって色や素材を決めることです。リビングを広く開放的な雰囲気にしたい場合は明るい色がおすすめです。一方で、寝室や書斎など集中したり、リラックスしたりする場所には、グレーなどの落ち着いた色を選ぶとよいでしょう。また、クロスの種類によって、機能性や掃除のしやすさなどが異なるため、普段のお手入れの手間なども考慮して、素材を選ぶのもひとつの選び方です。
管理者に張り替えの可否を確認する
賃貸住宅の場合は、事前にオーナーや管理会社に作業をしても問題ないか確認しましょう。また、分譲マンションの場合も、管理規約によって専有部分の工事に制限が設けられている場合もあるため、必ず確認しておきましょう。
天井のクロスを張り替えるのは、DIYと業者依頼どっちがよい?
基本的に、天井のクロスの張り替えを行なう際は、DIYで対応することが可能です。作業手順を押さえて、準備をしっかりすれば初心者でもきれい仕上げるにことが可能です。その際、脚立を使用したり、高所での作業になるため、安全面を考慮してしっかり準備することが大切です。
しかし、雨漏りが発生している場合などは、天井内部に原因が見られることがほとんどです。特に断熱材などの内部構造に欠陥がある場合や大きな穴が開いている、配線が見えている場合は、大きな修理作業が必要となり、自身での対応が難しくなります。まずは、管理会社などに連絡したうえで、業者での対応が望ましいでしょう。
天井以外にも気になる箇所がある…そんなときは住み替えという選択肢も!
天井のクロスは定期的に張り替えることできれいな状態を維持できますが、雨漏りが繰り返し発生したり、天井の構造そのものに問題が発生したりしている場合、そのほかの場所にも経年劣化が起きていることが考えられます。天井以外にも気になる箇所が出てきた場合には、新たな住まいへの住み替えも検討してみてはいかがでしょうか。
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