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家の中のヒヤリを減らす!転ばぬ先の安心リフォーム

更新日 2025年10月01日

気付いた時が始め時。住まいのリスクとどう向き合う?

年齢を重ねるごとに、もっと安全に、もっとラクに暮らせたら…と思う場面が増えてきますよね。手すりの設置や段差の解消、トイレ・浴室の改修など、住まいを家族や自分の状態に合わせて整えていくことは、これからの暮らしを快適に、そして健やかに保つための大切な一歩。
シニアの暮らしにフィットさせていくリフォームは、快適で健やかな日々に直結します。実際に「安全・安心のためのリフォーム」を行なった人たちのリアルな声をお届けします。

いらっしゃいませー。あれ?何だか足腰、痛そうですね? 玄関の段差でちょっとつまづいちゃって。やっぱり歳かなあ 家の中って。意外と危険が多いんですね。段差、滑りやすい床、寒暖差…。若い時は気付きにくいんですけどね そうそう。転んでからじゃ遅いし、高齢の親のことも気になるな… 「そのうち」って思っていると、どんどん先延ばしになっちゃうんですよね 今かなと思った時が、動きどきかもしれませんよ。少し変えるだけで、安心感って全然違いますから

リフォームのきっかけは「将来に備えて」が最多!

【安全・安心のためのリフォームを行うきっかけとなった「出来事」や「状況」は?】※複数回答可、回答者数(2,320名)に対する割合 特にこれといった出来事はないが、将来に備えてリフォームした 30% 家の中でつまづいた/転倒しかけた(または実際に転倒した) 18% 浴室やトイレでの立ち座りがつらくなった 15% 浴室やトイレが寒くて使用するのがつらくなった 11% 浴室で滑って転倒しそうになった 11% 玄関の靴の脱ぎ履き時バランスを崩しそうになることが増えた 10% 家族や自身が車椅子やステッキを使用するようになった 8% 薄暗い時間帯に、足元が見えにくくて不安になることがあった 7% 段差を越える際に「どっこいしょ」と声が出るようになった 7% ちょっとした段差や立ち上がりで息切れしたり。何かに捕まらないと不安を感じた 6% 実際に、自身や家族(恒例の親・配偶者など)がけがをした 6% 高齢の親との同居が必要になった 6% その他 13%

経験者はどんなきっかけで行動に移したのでしょうか?最多は「将来に備えて」という回答。「元気なうちに少しでも安心できる住まいにしておきたい」と考えてリフォームに踏み切ったようです。一方で、実際に家の中でつまずいた、転びそうになった、というリアルな体験から、「このままでは危ない」と思い立った人も目立ちます。そのほか、「家族の介助や介護を見据えて備えた」という人も見受けられました。

安全・安心のためにリフォームした場所は「浴室」が最多

【実際に、安全・安心のためにリフォームした場所は?】※複数回答可、回答者数(2,320名)に対する割合 浴室 52% トイレ 42% 玄関 23% 廊下 18% キッチン 16% 洗面所 15% リビング 11% 寝室 9% その他 11%

リフォームした場所として最も多く挙げられたのは「浴室」でした。濡れた床での転倒リスクや、浴槽のまたぎにくさ、冬場の寒さなど、年齢とともに不安を感じやすい場所だけに、早めに整える人が多いようです。次いで多かったのが立ち座りがつらくなった、スペースが狭くて動きにくいといった理由で「トイレ」。さらに「玄関や廊下といった移動経路」も見直しの対象になっています。ちょっとした段差や滑りやすさが、思わぬリスクにつながるからでしょう。

やってよかった!リフォーム後の変化

【リフォーム後、危険や不安は「解決・改善」しましたか?】完全に解決・改善された 19%(437人) ほぼ解決・改善された 45%(1,044人) 部分的に解決・改善された 27%(633人) あまり改善されなかった 4%(95人) ほとんど改善されなかった 5%(111人)

リフォームによって「危険や不安が解消」、または「ほぼ解消」と答えた人は全体の6割を超えました。住まいを整えることで得られる安心感の大きさがうかがえます。実際、リフォームした場所ごとに、さまざまな“よかった!”の声が上がっています。これは参考になりそう♪

浴室 ・浴槽を浅めのタイプにして正解!またぎやすくなりました ・脱衣場と浴室に温風器を設置。ヒートショックの心配が解消されました ・壁に捕まり棒をつけました。浴槽に出入りする際につかまると安心!
トイレ ・高齢の両親の立ち座りが難しくなってきたので、手すりを設置しました ・床の段差をなくしたら、つまずくことがなくなりました ・立ち上がるときに手で身体を支えられるようにリフォームしました
玄関 ・段差があった玄関を、車椅子でも移動できるよう、スロープにしました ・靴を脱ぎ履きするときに転倒しないよう、玄関に手すりを取り付けました 廊下 ・段差を解消し、人感センサー照明に交換。夜中のトイレも安心していけます キッチン ・手すりをつけたことで。高齢の母が転ぶ心配が少なくなりました

「迷っているなら即実行!」リフォーム経験者からのアドバイス

リフォーム経験者だからこその実感がこもったアドバイスの数々は、きっとあなたの役に立つはずです。

・手すりは、ぜひとも設置するべき。体の不自由な方、高齢の方のみならず、健常者もリスクを回避できます ・早めにやっておいて損はありません。みんな衰えていくのだから。そして使える助成金や介護保険などは有効に使いましょう。 ・身体能力が落ちてからでは間に合いません。時すでに遅しということがないよう、前もって対処しておきましょう
何でもないように見えても、家の中って意外と危ないところがあるんですよね 先日いらした高齢のご夫婦も、「手すりを付けただけで、気持ちまで落ち着いた」って話していましたよ。 安心って、まだ大丈夫のうちに備えることなんですね 転ばぬ先の杖。そのうちって思っているなら、今やっておいたほうがいいてことですね

年齢とともに感じるちょっとした不便や不安。それを見過ごさず、住まいに“やさしさ”を足すことで、暮らしはグンと快適に変わります。大がかりでなくても、日々の動作や気持ちが軽くなる変化を実感するはず。毎日を穏やかに過ごすために、自分や大切な人の未来を思って、今こそこれからの“安心・安全”を考えてみませんか?

アンケート概要

回答期間:
2025年7月16日(水)~7月23日(水)
回答者数:
計2,320名
対象者 :
長谷工IDをお持ちで、現在マンションにお住まいで、ご自身やご家族の安全・安心のためのリフォームを経験された方

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