HJインコア工法

長谷工では、新しい排水立管の再生技術【 HJインコア工法 】を開発し、10,000戸以上の施工実績をもとに建設技術審査証明(BCJ-審査証明-233:2017年1月19日)を取得しました。

長谷工リフォームでは、費用負担や工事中の生活への影響を軽減する排水管の再生工法の開発や採用を進めております。
今回、建設技術審査証明を取得した【HJインコア工法】は排水管の傷んだ箇所に絞って補修・補強するため、住まいながら、短工期・低コスト、低振動・低騒音で工事が可能です。

【HJインコア工法】の特長

  1. 1.住まいながら施工・短工期
    工事は1住戸3時間程度(標準)、1系統を1日で通水可能で住まいながらの工事ができます。
  2. 2.低コスト
    傷んだ箇所に絞って補修・補強するので、従来の更新工法に比べて50%~70%以下のコストで再生できます。
  3. 3.低騒音・低振動
    立て管と横引管との合流部の壁面に点検口を設けて作業します。コンクリートのハツリ工事がなく、既設配管の切断・研磨時に音が発生する程度で工事ができます。
[(左:立て管と横引管との合流部への樹脂管(コア)の挿入(イン)、右:「HJインコア工法」の施工後)]

排水管の更新・再生技術【HAM-J工法】[亜鉛メッキ鋼管等が対象]

長谷工リフォームでは、その他にも排水立て管を新しい管と取り替える「更新工法」と、排水管内面を繊維補強樹脂等でライニングする「更生工法」を組み合わせたオリジナル工法で、居住性・経済性・施工性に優れた【HAM-J工法】も開発済みです。

日本建築センターの建設技術審査証明書(BCJ-審査証明-184)を2011年3月16日取得し2016年1月25日に更新をしております。

【HAM-J工法】の作業手順

  • 既存立管、及び、継手部分に接合された既存横引管を切断・撤去する。
  • 既存継手部分を、目視確認しながら研磨・エポキシ樹脂でライニングを行う。
  • ライニング後、立管を新管に交換する。