向原第二住宅団地

マンション建替えの概要

一団地の住宅施設の都市計画を廃止し、地区計画を新たに導入

向原第二住宅団地は、1969年に東京都住宅供給公社により分譲された５階建６棟246戸の団地でした。築後36年が経過し、耐震強度の不足に加え、配管設備の劣化と断熱性・遮音性の不良等、建物の老朽化の問題を抱え、2005年頃から建替えを含む再生の検討が開始されました。本物件は「一団地の住宅施設」で容積率が70％に設定されていたため、建替えを実現するために容積率を引き上げることが求められました。2014年に地区計画案を板橋区に提出、協議の結果、新たな地区計画への移行を実現し、容積率を200％にアップすることができました。

長谷工コーポレーションは、2021年3月に選定され、建設を行いました。2024年5月、7階建・12階建の2棟、総戸数500戸のマンションへの建替えが実現しました。