ガーデン堀ノ内住宅

マンション建替えの概要

200戸を超える単棟型マンションの大規模建替事業

ガーデン堀ノ内住宅は1968年に東京都住宅供給公社により分譲された11階建て238戸のマンションでした。築後41年が経過し、耐震強度の不足に加え、コンクリート破片の落下、漏水・排水の不良など建物の老朽化が進んだことから2009年「建替検討準備委員会」を設立して建替えの検討を進めてきました。2019年12月に建替え決議が成立、2020年８月に杉並区の許可を受け建替組合を発足しました。本事業は、東京都で実施された単棟型のマンション建替え円滑法を用いた建替事業として過去最大規模の事業となります。

長谷工コーポレーションは、2019年10月に建設予定者として選定され建設を行いました。また、建替事業と合わせて敷地南側の区有通路を通り抜けできるよう高低差をなくし、地区内を縦断する古い下水管のやり替え工事も行い周辺地域の利便性向上にも寄与することができました。2024年9月、14階建て371戸の新マンションへの建替えが実現しました。