習志野台三街区住宅団地

マンション建替えの概要

「マンションの建替え等の円滑化に関する法律」を活用した318戸から488戸への大規模建替え

「習志野台三街区住宅団地」は1967年に日本住宅公団により分譲された12棟318戸の団地でした。 耐震性不足に加えエレベーターが設置されていないことや、築後40年を超え建物・設備の老朽化が進んでいたこと、住民の高齢化に伴う自主管理のなり手不足などから、2011年頃から建替えを含む再生の検討が開始されました。

本事業は、地権者の負担を軽減することを最重要目標としていました。長谷工コーポレーションは、設計と建設を一体化することにより得られるメリット（経済性の高い設計計画と建設工事におけるコストおよびスケジュール管理の一元化）を最大に活かし、安全で快適、かつ質の高い住環境の整備を実現することを訴求し、設計施工予定者に選定されました。建替え決議前から委員会へ参加し、権利者の意見を取り入れた建替え計画を作成し、その後、日鉄興和不動産・三菱地所レジデンス・東京建物と共に、参加組合員として事業参画しました。

※令和3年度マンションストック長寿命化等モデル事業に採択（敷地分割を活用し、組合員の仮住まい期間短縮を図り負担軽減を実現。災害時の中庭空間の一般開放、防災備蓄倉庫設置による地域貢献）