換気扇の掃除を安全かつスムーズに進めるためには、事前準備が必要です。何も準備せずに掃除を行なうと、換気扇の周辺を汚してしまったり、ケガをしてしまったりする場合もあります。以下のものを準備しておくとスムーズに掃除ができます。

• 新聞紙
• 養生テープ
• ドライバー
• ポリ手袋
• ブラシやスポンジ
• キッチンペーパー
• アルカリ性洗剤

まず、掃除を行なう前に新聞紙や養生テープで作業スペースを保護しましょう。というのは、換気扇のプロペラやカバーを外す際、ほこりが落ちてくる可能性があるためです。新聞紙や養生テープを使い、換気扇の下などに作業スペースを確保しておけば、周囲を汚さず掃除ができます。

次に、ドライバーやポリ手袋、ブラシ、スポンジなどを用意しましょう。特にキッチンの換気扇は、油汚れが付いていることが多く、ゴム手袋を使用した場合、油汚れが付着して落ちなくなる可能性があります。手袋は使い捨てのポリ手袋を使用することをおすすめします。

また、掃除に使用する洗剤は、重曹や過炭酸ナトリウム、台所用洗剤などアルカリ性の洗剤がおすすめです。

換気扇汚れは長谷工にお任せ！

レンジフードや換気扇は、汚れやすいのに掃除が難しい場所のひとつですよね。自分で掃除するのが難しい部分は、プロに依頼するのもおすすめ！長谷工がご案内しているハウスクリーニングでは、可能な限り部品を分解し、専用洗剤でひとつひとつ丁寧に洗浄します。ぜひ、お気軽にご相談ください！

キッチン・換気扇クリーニング

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プロペラ型換気扇のカバーの外し方や本体の外し方をご紹介します。正しい手順で外さないと、換気扇の故障や破損、事故につながる可能性があるので注意が必要です。

電源を切り、コンセントを抜く

まず、作業を行なう前に必ず換気扇の電源を切りましょう。コンセントを抜いておくとさらに安心です。電源を入れたまま作業してしまうと、万が一、分解中に電源が入ってプロペラが回った場合、大ケガにつながる可能性があります。さらに、電子機器がショートする可能性もあるので注意が必要です。

レンジフードがついている場合は外す

換気扇にレンジフードが付いている場合は、外すことによって換気扇内部が見えやすくなり、手も届きやすくなるため、掃除が楽になるでしょう。レンジフードの両端の下部には、多くの場合、換気扇本体側のカバーと接続しているネジがあります。これらを全て取り外して、レンジフードを垂直に持ち上げてから手前に引き出すと簡単に外せます。

しかし、レンジフードは重いため、自分で外すのが難しかったり、外すのに危険を感じたりすることもあります。その場合は無理に外さずにそのまま作業しましょう。

プロペラのネジをゆるめて外す

プロペラは、モーター軸にネジで取り付けられているのが一般的です。まず、プロペラの真ん中にあるスピンナーを回して外します。スピンナーを外した後、プロペラを手前に引くと外れます。

ただし、換気扇を長い間掃除していなかったり、古かったりすると、プロペラが外れない場合があります。原因としては、キッチンの換気扇などでは、油汚れが固着して固まっている可能性が考えられます。そのようなときはドライヤーなどでネジ部分を温めると、油分が溶けて外れやすくなることがあります。ただし、プロペラまわりがプラスチック製の場合は、高温に弱い可能性があるため、ドライヤーを使用する際には、あくまで金属製のネジ部分のみを温めるよう注意が必要です。

なお、プロペラについているスピンナーは換気扇が運転している際の落下防止のために、逆ネジ式になっているため、外す際には回す方向を間違えないようにしましょう。雑巾などで片手で抑えながら、滑らないようにしっかりつかんで回すと、スムーズに取り外せます。

本体からプロペラを外せたら、以下の方法で掃除します。換気扇の周辺を汚さないよう、準備したものをうまく使いながら掃除を進めましょう。

プロペラファンは過炭酸ナトリウムでつけ置き

まずは、先述した通りに換気扇からプロペラを外します。キッチンのシンク、もしくは、シンク内に広げたごみ袋に、50度～60度くらいのお湯をためてから、過炭酸ナトリウムを入れます。その中に部品を入れて30分程度つけると、汚れが除去しやすくなります。汚れがふやけてゆるんだら、スポンジなどでこすって落としましょう。スポンジでこすっても落ちない汚れは、せっけん、または台所用洗剤を使用します。作業中にお湯を扱う際には、やけどをしないように注意して進めましょう。なお、軽い汚れの場合には、つけ置きしなくても重曹で洗うだけできれいになることが多いです。

本体内部を拭き取り清掃

プロペラや換気扇フィルターをつけ置きしている間に、換気扇本体を掃除します。トイレやお風呂場の換気扇であれば、ほこりなどを拭き取るだけで十分な場合もあります。一方、キッチンなど汚れがひどい場合には、重曹水に浸したキッチンペーパーや雑巾で拭き取るのがおすすめです。油汚れやほこりが積み重なってヘドロのようになっている場合も、重曹水に浸したキッチンペーパーでパックしてしばらく置いて、汚れをゆるめてから丁寧に拭き取りましょう。なお、換気扇内部に蓄積した汚れを、ヘラを使って取り除くと、プラスチック部分が傷付きやすいため注意が必要です。

乾燥後に組み立て

全ての部品を洗い終えたら、乾いた布で軽く拭いてから自然乾燥させます。濡れたまま部品を取り付けてしまうと、電源を入れたときにショートする可能性があるので注意しましょう。

ここまで、換気扇のプロペラの外し方や掃除方法について解説してきました。以下の場合は、プロへの依頼を検討してみましょう。

油汚れが固着し、プロペラが取り外せなかった場合は、プロにお願いするのがおすすめです。無理やり自分で取り外そうとすると、部品が壊れてしまったり、ケガをしてしまったりする可能性があるため注意が必要です。

また、取り外しができないタイプの換気扇がひどく汚れた場合も、プロにお願いしましょう。取り外しが難しいものは、部品を外したり取り付けたりする際に、誤って壊してしまう可能性もあるためです。

キッチン、浴室、トイレなど、換気扇は家の中に複数あるにもかかわらず、目に付かないところにあるため、掃除を後回しにしがちです。正しい手順で定期的に掃除を行えば、きれいな状態を保つことができますが、放置し過ぎてしまうと、汚れは落ちにくくなり、ますます掃除は億劫になっていきます。換気扇の掃除に時間をかけたくない方や、どうしても汚れが落ちない場合は、ハウスクリーニングサービスのご案内も行なっている長谷工にご相談してみませんか？

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レンジフードや換気扇は、汚れやすいのに掃除が難しい場所のひとつですよね。自分で掃除するのが難しい部分は、プロに依頼するのもおすすめ！長谷工がご案内しているハウスクリーニングでは、可能な限り部品を分解し、専用洗剤でひとつひとつ丁寧に洗浄します。ぜひ、お気軽にご相談ください！

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