ベランダに生えた苔の掃除方法は?原因や予防策も解説
Question
ベランダの掃除をサボったら、苔が生えちゃった!どうしよう~
Answer
ベランダの苔は、お湯をかけてブラシでやさしくこすると、簡単に取れるニャ!お湯で取れない苔は、過炭酸ナトリウムを使ってみるのが効果的だニャ!
■ご注意
苔に熱過ぎるお湯をかけてしまうと、ベランダに貼った防水シートが傷む可能性があるため、お湯は50度程度のものを使用しましょう。また、苔の掃除に過炭酸ナトリウムを使う際には、ゴム手袋を着用し、皮膚を保護しましょう。
なお、共同住宅のベランダは共用部分にあたるため、マンションにお住まいの方は、事前に管理規約等でベランダの使い方を確認しておきましょう。
目次
ベランダに苔が生える原因
ベランダは基本的には乾いている場所ですが、条件がそろうと、苔が発生することがあります。苔は、水や湿気がたまりやすく、風通しが悪い場所で繁殖しやすい植物です。特に、ベランダの目の前に木や障害物があって日が当たりにくい場合や、ベランダにものが多く置きっぱなしになっていたり、落ち葉などがそのまま放置されていたりすると、苔が繁殖しやすくなります。
さらに、苔は一般的な植物のような根を持たず、土に依存せずに水分や養分を取り込めるため、ベランダのコンクリートやタイルのような場所でも生育できるのが特徴です。
ベランダの苔を放置するとどうなる?
ベランダに生えた苔を放置すると、コンクリートやタイルが劣化するほか、空気中に浮いている苔の胞子を吸い込んでしまう可能性があるため、注意が必要です。特に、苔の胞子は拡散しやすく、体内に入るとアレルギー症状を引き起こす場合もあります。苔の放置による影響について、以下で詳しく見ていきます。
コンクリートやタイルが劣化してしまう
ベランダに生えている苔を長く放置すると、コンクリートやタイルが脆くなる恐れがあるため、注意が必要です。酸性の苔がアルカリ性のコンクリートに付着し続けると、「中性化現象」を起こし、ベランダのコンクリートにひび割れや剥がれが生じることがあります。さらに、苔は水分を持っているため、苔の繁殖によりコンクリートの内部に水が染み込むと、さらに劣化が進む原因になるでしょう。
苔の胞子を吸い込んでしまう
ベランダの苔を放置すると、苔の胞子が室内に入り込み吸い込んでしまう可能性があります。胞子はアレルギー症状を起こし、くしゃみや鼻水など呼吸器に影響を及ぼすことがあります。高齢者や子どもなど、免疫力が弱い人は、特に注意が必要です。
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ベランダの苔を掃除する際に用意しておくべきもの
ベランダの苔を掃除する際に必要なものとして、主に以下の5つが挙げられます。
- お湯
- 過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)
- ブラッシングスポンジ(なければブラシまたはスポンジ)
- ゴム手袋
- マスク
苔は熱に弱いため、50度程度のお湯をかけると取りやすくなります。掃除中に苔の胞子を吸い込んでしまうことを防ぐため、手袋やマスクを必ず着用しましょう。
ベランダの苔を掃除する方法
ベランダに生えた苔をきれいに掃除する際には、ベランダの排水口を掃除してから全体の苔を取り除くことが重要です。まず、掃除の前に、置いてあるものを移動する、落ち葉や糸くず、髪の毛などのごみをきれいに取り除くなどの事前準備をしましょう。
なお、マンションのような共同住宅のベランダを掃除する際には、水を大量に流さないように注意が必要です。以下では、排水口の掃除方法と苔を除去する方法に分けて、詳しく説明していきます。
排水口の掃除をする
■所要時間(置き時間も含む):20分~
■難易度:★★☆☆☆
■掃除頻度の目安:1か月~3か月に1回
まず、排水口のごみをほうきとちり取りを使い取り除きます。その後、残っているごみは、雑巾やキッチンペーパーで直接拭き取りましょう。さらに、ブラシやスポンジで排水口の溝に付いている細かい汚れを落とし、最後に水で流せば完了です。
苔を取り除く
■所要時間(置き時間も含む):30分~
■難易度:★★★☆☆
■掃除頻度の目安:苔が生えたら
ベランダの苔を簡単に取り除くには、まずお湯を使いましょう。やかんやポットにお湯を沸かし、50度程度のお湯を準備します。苔が生えている部分にお湯をかけた後、15分程度置いてふやかしてから、用意したブラシやスポンジで軽くこすります。再びお湯をかけ、こびり付いている苔がきれいになったら完了です。
お湯には苔を死滅させてふやかす効果がありますが、しつこい苔をお湯だけで完全に除去するのは困難です。そこで、確実に取り除きたい場合には、過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)を利用するのがおすすめです。
手順は以下の通りです。
- 40度~60度程度のお湯に過炭酸ナトリウムを溶かし、溶液を作る
- 溶液を苔に少しずつかける
- 5分~20分程度そのまま置く
- ブラシなどでこすり、苔を除去する
- 苔を取り除いた後は、必ず水で溶液を洗い流す
- 自然乾燥させる
過炭酸ナトリウムは、お湯に溶かすことで効果を発揮します。また、つけ置き時間をしっかり確保することで、苔が落としやすくなります。溶液が残ると、乾いた後に白くなったり、変色したりする可能性があるため、しっかりと水で洗い流しましょう。集合住宅などで水を流せない場合は、濡れた雑巾で丁寧に拭き取ることが大切です。雑巾をこまめに洗って絞り直しながら、水拭きを数回繰り返しましょう。
ベランダの苔を掃除する際の注意点
ベランダの苔を掃除する際に、熱過ぎるお湯をかけたり、強くこすり過ぎたりすると、コンクリートやタイルに貼られている防水シートが剥がれる可能性があるため、注意が必要です。お湯の温度は50度程度で、ブラシでこする際には強過ぎないように気を付けましょう。これらも含めた苔掃除の注意点は、主に以下の4つです。
・熱過ぎるお湯は避ける
・強くこすらない
・大量の水を一気に流さない
・ご近所に配慮する
特に、マンションやアパートのような共同住宅のベランダを掃除する際に、大量の水を一気に流してしまうと、下の階に水漏れし、トラブルになる可能性があります。たとえば、物件によっては、ひとつの排水口を複数の世帯で共有する場合もあるため、苔やほこりなどが含まれている水を流すと、隣のベランダを汚してしまうこともあるかもしれません。また、ベランダ掃除をすると苔やほこりが舞いやすいので、階下や隣の人がベランダに出ていないことを確認してから行ないましょう。
ベランダの苔を予防する方法
ベランダの苔を予防するためには、定期的な掃除と、苔を生えにくくする工夫が効果的です。それぞれの方法について、以下で詳しく見ていきます。
定期的に掃除する
ベランダに苔が生えるのを予防するためには、定期的に掃除し、苔の繁殖を防ぐことが重要です。また、掃除を終えたら、完全に乾かしてからベランダのものを戻すことも予防になります。苔自体や栄養源となるほこりを長く放置すると、掃除に時間や手間がかかるため、小さな苔でも生えたら早めに除去しましょう。
苔が生えにくい環境を整える
苔は湿気を好み、日陰や空気がこもりやすいところに繁殖しやすい傾向があるため、繁殖を予防するためには、たとえば、ベランダにものを置き過ぎないように気を付けることや、レイアウトを工夫することなどがおすすめです。
あんなに生えていた苔がなくなってベランダがきれいになったよ!
大事なのは、ベランダの掃除を定期的に行なうことだニャー。風通しをよくするために、ベランダの整理整頓も忘れないでニャー!

