住まいの修理ガイド

簡単にできるフローリングワックスの剥がし方と注意点を解説

更新日 2026年03月11日

この記事でわかること

フローリングのワックス剥がしの手順
フローリングのワックス剥がしの大まかな手順は、まず剥離剤をフローリングに塗り、ワックスをこすり落とします。その後、剥離剤を拭き取り、最後に水拭きをすれば完了です。

フローリングのワックス剥がしに必要な道具
フローリング用ワックス剥離剤、スポンジ、ぞうきん、バケツ、ゴム手袋が必要です。いずれもホームセンターやネット通販で購入でき、簡単にそろえられます。剥離剤はフローリングとの相性があるため、ご自宅のフローリングの素材に合うものを選びましょう。

■ご注意

フローリングのワックス剥がしは、剥離剤という強い薬剤を使用するため、使用方法を誤るとフローリングを傷める恐れがあります。事前に、説明書や注意書きをよく読んで行なうようにしましょう。また、広範囲の黒ずみが気になった場合は、業者に相談するのもよいでしょう。

目次

フローリングのワックス剥がしはなぜ必要?

フローリングを美しく保つには、ワックスがけが効果的です。ワックスの耐用年数は半年~1年程度とされているため、毎年塗り直すのがおすすめです。しかし、ワックスの重ね塗りを続けていると、下の層の古いワックスに混ざった汚れにより、フローリング全体が徐々に黒ずんでくることがあります。

このようなことを防ぐため、フローリングのワックスは数年に一度剥がし、新しいワックスを塗り直すとよいでしょう。ワックスを定期的に剥がして塗り直すことで、美しいフローリングを保ちやすくなります。

フローリングのワックス剥がしに必要な道具

フローリングのワックスを剥がすのに必要な道具は、以下の通りです。いずれもホームセンターやネット通販などで簡単にそろえられます。

  • フローリング用ワックス剥離剤
  • スポンジ
  • ぞうきん
  • バケツ
  • ゴム手袋

剥離剤にはさまざまな種類があり、剥離力の高さや使い方もそれぞれ違います。一方、フローリングにも、天然素材の無垢フローリング、複数の板やシートを組み合わせた複合フローリングなどの種類があり、剥離剤への耐性が異なります。そのため、剥離剤の注意書きをよく読み、ご自宅のフローリングの素材に合うものを選びましょう。

フローリングの種類についてはこちら

また、剥離剤はワックスと同じメーカーのものを選ぶのが基本です。異なるメーカーの剥離剤では十分な効果が出ない場合もあるので、ワックスのメーカーも一緒に確認しておくとよいでしょう。

ワックス剥がしの頻度はどれくらい?

フローリングのワックス剥がしに決まった頻度はありませんが、一般的には4年~5年に一度がよいとされています。古いワックスの上から新しいワックスを塗装するとフローリングの黒ずみにつながってしまうため、できる限りこの頻度で行なうとよいでしょう。

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フローリングのワックス剥がしの簡単な手順

ここからは、フローリングのワックスを剥がす具体的な手順について解説します。工程は少なく簡単ですが、強い薬剤の剥離剤を使用するため、事前に説明書や注意書きをよく読んでから行ないましょう。手順は以下の通りです。

  1. ワックス剥離剤をフローリングに塗る
  2. ワックスをこすり落とす
  3. 剥離剤を拭き取る
  4. 水拭きをする

1.ワックス剥離剤をフローリングに塗る

作業を始める前には、必ずゴム手袋を装着します。剥離剤が皮膚に触れると、ものによっては刺されたような痛みを伴い、火傷のような症状になることもあるからです。

準備ができたら、まずはワックスを剥がしたい箇所にフローリング用ワックス剥離剤を適量たらします。たらす量は説明書を読んで判断しましょう。剥離剤を付けたくない箇所があれば、事前に養生テープやマスキングテープなどで保護しておくのがおすすめです。

剥離剤をたらしたら、スポンジでまんべんなく塗り広げます。塗り終わったら説明書に記載の時間を置き、ワックスを浮かせます。このときに放置し過ぎるとフローリングを傷める原因にもなるため、注意しましょう。

2.ワックスをこすり落とす

剥離剤が乾燥したら、ぞうきんやスポンジでワックスをこすり落とします。ワックスが落ちにくい場合は、ヘラやスクレーパーなどでこすりましょう。ただし、強くこすり過ぎるとフローリングを傷つけてしまうので、注意しながら行なってください。ヘラやスクレーパーを使ってもワックスが落ちない場合は、もう一度剥離剤を塗って所定の時間を置いてみましょう。

3.剥離剤を拭き取る

ワックスをこすり落としたら、乾いたぞうきんで剥離剤を拭き取ります。剥離剤の拭き残しがあると、新しいワックスを塗った際にムラができる原因になるため、剥離剤のぬめりがなくなるまで丁寧に拭き取りましょう。

4.水拭きをする

剥離剤を拭き取ったら、さらに水拭きをします。フローリングは水分に弱いため、ぞうきんは固く絞るのがポイントです。剥離剤の拭き残しがないように、目安として3回以上は水拭きを行ないましょう。繰り返しの水拭き作業となるため、バケツに水をためて、近くに置いておくと移動する手間が省けます。

フローリングに水分が残ると傷みやカビの原因となるため、最後は乾拭きして水分をしっかり取り除きましょう。

フローリングのワックス剥がしの注意点

フローリングのワックス剥がしは手順通りに行なえば簡単ですが、注意すべき点がいくつかあります。フローリングをきれいに保つためのワックス剥がしが逆効果にならないように、以下の点に気を付けて作業しましょう。

  • フローリングの種類を確認する
  • 剥離剤をかける範囲は絞る
  • 剥離剤の分量と使用方法を守る

それぞれについて詳しく解説します。

フローリングの種類を確認する

フローリングの素材によって使用できる剥離剤は異なります。相性の悪い剥離剤を使用すると、フローリングを傷めてしまう場合があるので注意が必要です。

また、MDFフローリングのように、水分やアルカリ性に弱く、剥離剤を使用できないフローリングも存在します。そのため、剥がし作業を始める前には必ずフローリングの種類と剥離剤の種類を確認しましょう。分からない場合や不安な場合は、販売店のスタッフに相談してみることをおすすめします。

剥離剤をかける範囲は絞る

剥離剤はフローリング全体に一気にかけるのではなく、範囲を限定しましょう。広い範囲に剥離剤をかけると、全ての箇所に手が回らず、剥離剤で浮かせたワックスが再度徐々に固まっていってしまいます。これにより新しいワックスを塗ったときに、ワックスをきれいに剥がせたところと、剥がせなかったところでムラができてしまいます。そのため、一度につき1平方メートル程度を目安に、細かく分けて作業を進めていきましょう。

剥離剤の分量と使用方法を守る

剥離剤を使用する前には、説明書や注意書きを必ず確認しましょう。剥離剤は、適量を超えて使用すると、フローリングに染み込んでいきます。フローリングに水分が吸収されると、乾いたときに板が反ってしまう原因になります。また、剥離剤にはプラスチックを溶かす作用があり、染み込むとフローリングの接着剤が溶けて板が剥がれてしまうこともあります。そのため、置く時間にも十分注意しましょう。

フローリングの黒ずみが気になったらリフォームも検討

フローリングの黒ずみは、ワックスの重ね塗りを繰り返すことで、下の古い層のワックスに汚れが混ざることが主な原因であることが多いです。きれいなフローリングを保つためにもワックスを剥がして塗り直す作業を定期的に行ないましょう。

また、広範囲にわたる黒ずみが気になったら、リフォームを検討してみるのもおすすめです。床一面を変えると部屋全体の印象も変わり、新しい雰囲気を楽しめます。長谷工リフォームでは、リフォームの無料相談を行なっております。「リフォームに興味はあるものの、具体的なイメージが浮かばない」といったお悩みを抱えている方は、ぜひ長谷工リフォームの無料相談へお問い合わせください。

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山田 芳照

監 修

山田 芳照

DIYアドバイザー

1999 年、(株) ダイナシティコーポレーションを設立し、DIY情報サイトDIYCITYを運営している。DIYアドバイザーの資格を取得し、DIY普及活動として、2005年から6年間、NHK Eテレ「住まい自分流」に講師で出演した。以後、DIYをテーマにしたTV 番組の講師及び監修、企画制作を行っている。2013年からは、ホームセンターに置かれているHowtoシートの監修と制作を行い、社員研修やDIYセミナー、DIY教室、体験講座などの企画運営を継続して行っている。