床の防音リフォームの方法とは?音の原因からリフォームの種類、注意点までをご紹介
この記事でわかること
防音リフォームの方法
防音リフォームは、防音マットや防音カーペットを敷く方法と防音フローリングを張る方法があります。なかでも防音マットや防音カーペットは、自分で簡単に行なえる手軽なリフォーム方法です。一方、防音フローリングは張り替えの必要があるため、一般的には業者に依頼して行ないます。
防音リフォームの注意点
防音リフォームをする際の注意点について、「床を傷つけないようにする」「リフォーム材の厚みに注意する」「事前に管理規約を確認する」の3つが挙げられます。特に管理規約の確認については、防音対策のために使用できるフローリングの種類があらかじめ決められている可能性が高いため、作業前に必ず確認するようにしましょう。
■ご注意
防音リフォームの際は床を傷つけないよう注意しましょう。賃貸物件の場合、補修費を請求されることがあります。また、防音フローリングを張る際は、必ず事前にマンションの管理規約を確認しておきましょう。
目次
床の防音リフォームとは?
床の防音リフォームには、自分でできるものと業者に依頼しなければならないものがあります。防音マットや防音カーペットを敷く方法は自分でできますが、フローリングそのものに防音機能を施す場合には業者への依頼を検討しましょう。
床の防音対策が不十分だと、足音やものを落としたときの衝撃音などが周囲の部屋に響き、近隣トラブルの原因になることがあります。適切な防音対策を行なうことで、こうしたトラブルを未然に防ぎ、より快適な生活環境を実現できるでしょう。この記事では、床の防音リフォームをDIYで行なうときの方法や注意点を解説します。
床の音の原因は?
生活のなかで生じる音には、空気中を伝わって届くものと、建物の床や壁、天井などを介して伝わるものがあります。なかでも、床を伝って耳に入ってくる音の代表例として挙げられるものが「生活音」と「床鳴り」の2つです。それぞれ詳しく見ていきましょう。
生活音
床の音の原因のひとつが生活音です。生活音とは、生活のなかで発生する音のことで、近隣住民にとって、不快に感じられるものは生活騒音とも呼ばれます。具体的には、足音をはじめ椅子を動かす音やドアの開閉時の音、ものを落としたときの衝撃音などです。話し声やテレビの音声といった空気中に伝わる音が、壁や床を通して階下に聞こえてしまうこともあります。特にマンションやアパートといった集合住宅では、生活音によるトラブルは少なくありません。
床鳴り
床の音の原因には床鳴りも挙げられます。床鳴りとは、生活音とは異なり、床そのものから発生する異音のことです。具体的には、建物の劣化や構造上の問題によって、歩行時に床がミシミシ、ギシギシと音を立てる現象を指します。
床鳴りの主な原因は実(さね)鳴りであるケースが多いです。実鳴りとは、フローリング同士の継ぎ目である実(さね)がこすれ合うことで起こります。フローリングに使われている木材は温度や湿度の変化によって膨張と収縮を繰り返す性質があります。そのため、乾燥による収縮で隙間ができたり、加湿による膨張が起きたりすることで、踏んだ時などに摩擦音が発生します。温度や湿度の変化に左右されるため、季節によって発生箇所や音の大きさ、出方などが変わることも特徴です。
一方、床下の下地材から発生するケースもあります。この場合は、下地材である合板の劣化やこすれなどのほか、まれにシロアリ被害が影響しているケースもあるため、あまりにもひどい場合には、業者による定期点検や修理対応を受けるようにしましょう。
なお、床鳴りは建物の構造や劣化が原因であることが多く、防音対策だけでは改善が難しいことも少なくありません。状況や程度に応じて適切に対処しましょう。
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床の防音リフォームの方法
床の防音リフォームには、防音マットや防音カーペットを敷く方法と防音機能が施されているフローリングに張り替える方法があります。防音マットなどを敷く方法は比較的簡単で初心者でもDIYの範囲で対応可能です。防音フローリングの施工は床の張り替えなど大規模な作業を伴うため、業者に依頼する必要があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
防音マット・防音カーペットを敷く
床の防音リフォームには、防音マットや防音カーペットを敷くという方法が挙げられます。防音マットや防音カーペットは、DIYで簡単にできる防音対策です。防音マットとは、床に敷き、さらにその上からカーペット等を重ねて利用する防音材のことを指します。
一方、防音カーペットは、普通のカーペットの裏に防音マットやウレタンなどを張ってあるもので、普通のカーペットよりも厚みがあります。フローリングを全て取り替える必要はなく、フローリングなどの床の上に敷くだけのため、手軽に対策できます。防音マットや防音カーペットを購入する際は、部屋の間取りや扉の開閉に支障が出ないかを考慮し、大きさや厚さを確認しましょう。敷く際はまず床を清掃し、ごみやほこりを取り除いておくことが大切です。
防音フローリングに張り替える
床の防音リフォームでは、防音フローリングに張り替えるという方法もあります。防音フローリングを張る方法としては、既存のフローリングを防音のものに張り替える方法が一般的です。この方法は、もとのフローリングを一度全て取り外す必要があるため、手間や費用がかかります。初心者が自分で行なうにはかなり難易度が高い作業のため、業者への依頼がおすすめです。
床の防音リフォームの注意点
防音リフォームをする際には、床を傷つけないように気を付けたり、生活に支障がないように考慮したりする必要があります。具体的には以下の3点に気を付けましょう。
- 床を傷つけないようにする
- リフォーム材の厚みに注意する
- 事前に管理規約を確認する
それぞれ詳しく見ていきます。
床を傷つけないようにする
防音リフォームを行なうときは、床を傷つけないよう注意が必要です。特に賃貸物件で床を傷つけてしまうと、退去時に補修費用を請求される可能性があります。DIYをする際には、床を養生するなど、細心の注意を払って行ないましょう。
リフォーム材の厚みに注意する
防音リフォームでは、リフォーム材の厚さに問題がないかどうかについても注意しましょう。防音マットやカーペットが厚過ぎると、ドアの開閉ができなくなったり家具などをスムーズに動かせなくなったりすることがあります。また、段差が発生することでつまずく原因にもなり危険です。防音対策のためのリフォーム材を選ぶ際には、部屋の間取りや暮らしやすさも考えて選びましょう。
事前に管理規約を確認する
マンションで防音リフォームを行なうときは、必ず事前に管理規約を確認するよう注意しましょう。床材を防音フローリングにリフォームするためには床を張り替えるなど業者での大規模な作業が必要です。防音対策のためのフローリングには等級があり、使用できるフローリングの種類がマンションの管理規約などで決められている場合があります。勝手にリフォームをしてしまうと後々大きなトラブルに発展する可能性があるため、業者に依頼する前の確認が必須です。
【アンケート調査結果】みんなはどんな防音対策をしている?
ここでは、生活音対策として、みなさんがどのようなことをしているのか、独自のアンケートをもとにご紹介します。
【アンケート概要】
回答期間:2025年11月26日(水)~2025年12月3日(水)
回答者数:6,279名
対象者:長谷工IDをお持ちで、マンションでの生活音(ご自身や周囲の音)が気になる方
集計方法:ブランシエラクラブサイトでのアンケート
自分で手軽にできる防音対策
椅子や家具の足にカバーを付けたり、防音仕様のマットなどで対策を講じているという回答が一定数見受けられました。ホームセンターなどで手に入るもので手軽に対策できることが多くの人の実践につながっているのかもしれません。
【アンケート結果】
・カーペットやラグを敷いている(回答数:2,380件)
・椅子や家具の脚にカバーを付けている(回答数:1,700件)
・防音マットや吸音材を使っている(回答数:634件)
子どもがいる方や部屋でヨガなどの運動をする方は、防音マットや防音カーペットを敷いている方が多いようです。防音マットや防音カーペットを敷くことで音が吸収されるため、ある程度の大きさの生活音であれば軽減されるでしょう。
騒音で迷惑をかけないように意識した生活
直接的な防音対策をするのではなく、近隣住民に配慮し、騒音を出さないよう日常的に意識して生活していると回答された方も多く見られました。
【アンケート結果】
・夜間の掃除・洗濯を控えている(回答数:2,482件)
・子どもに走らないよう声かけしている(回答数:849件)
・楽器や音楽などで音を出す時間を限定している(回答数:727件)
夜に生活音を出してしまうと、近隣住民に迷惑がかかってしまいます。やむなく音が発生してしまうことは日中に行なったり、日頃から騒音が出ないように自身の行動を工夫する配慮が必要です。
業者に依頼して防音リフォーム
また、回答数は少ないものの、専門業者による防音リフォームを実施したという回答もありました。
【アンケート結果】
・壁や床、窓などを防音仕様にリフォームした(回答数:196件)
防音リフォームをすることで、マットやカーペットの設置に比べると、根本的な防音対策につながります。自分で対策をしても、生活音が軽減されないのであれば、専門業者による防音リフォームがおすすめです。
なお、「特に何もしていない」という声や「対策を取りたいけど、何をすべきかわからない」という方も一定数見られました。まずは自身で手軽にできる防音マットやカーペットなどの対策から始め、本格的に防音対策を講じたいという場合には、業者でのリフォームを検討してみるとよいでしょう。
本格的に床の防音対策をするならリフォームがおすすめ!
床の防音対策はマットやカーペットを使うことで自身でも対応することが可能です。しかし、マットの厚みや質によっては、根本的な解決にはならないケースも多くあります。一方で、床全体を防音フローリングにするリフォームは、自身での対応に比べると大きな効果を実感できるでしょう。
長谷工リフォームでは、床も含めた住まい全体のリフォームを取り扱っています。フローリングのリフォームをはじめ、お客さまの住まいのお悩みに合わせた最適なリフォームのご提案が可能です。床の防音対策をきっかけに、住まいのリフォームを検討している方は、ぜひ一度長谷工リフォームにご相談ください。

