お料理レシピ・基本

ハヤシライスの作り方。市販のルーなしでできる簡単レシピ

更新日 2025年05月29日

「うちのご飯は世界イチ」の番外編、お料理の基本をご紹介するミニレッスンへようこそ。第121回は、「美味しいハヤシライスの作り方」です。お家でもコツさえ掴めば、本格的な味わいが楽しめますよ!今回は子どもから大人まで、人気メニューのハヤシライスの基本の作り方をご紹介します。

ね〜ね〜、こうちゃんおなかすいちゃったよ〜

よし!今日はパパがとびっきり美味しいハヤシライスを作ってあげよう!

パパのハヤシライス~!

せっかくだし、今日はレトルトを使わないで手作りしてみようかな

おっ!パパ、やる気じゃないか!
オレが家でも簡単に美味しくできる、ハヤシライスの作り方を教えてやるぜ

さすがフラッキー!頼りになるな
よろしく頼むよ

目次

フラッキーのHow To

美味しいハヤシライスの作り方

洋食の定番メニューでもある、ハヤシライス。市販のルーを使う方も多いと思いますが、実は意外と簡単に手作りできるメニューなのです。今回はお肉とトマトのうまみが溶け込んだ、本格的で美味しいハヤシライスの作り方のコツをご紹介します。

材料(2人分)

牛こま切れ肉
150g
玉ねぎ
1/2個
マッシュルーム
6個
バター
10g
薄力粉
大さじ1
トマトジュース
200ml
ケチャップ
大さじ2
中濃ソース
大さじ1・1/2
スープの素(顆粒)
小さじ1
ご飯
2人分
パセリ
適量

手順

牛肉を食べやすい大きさに切ります。

玉ねぎとマッシュルームは薄切りにします。マッシュルームは切る前に、ペーパーで汚れを拭き取りましょう。

鍋にバターを入れて中火で熱し、牛肉を炒めます。牛肉の色が変わったら、玉ねぎとマッシュルームを加えて炒めてください。玉ねぎがしんなりしたら、薄力粉を振り、全体を炒めましょう。

薄力粉の粉っぽさがなくなったら、一旦火を止めます。トマトジュースを少しずつ加えて溶きのばしましょう。

次に、ケチャップ、中濃ソース、スープの素(顆粒)を加えます。蓋をして、弱めの中火で再び加熱してください。
とろりとするまで5分程度煮たら、ルーの完成です。

フラッキーのcheck

よりスパイシーにさせたいならウスターソースを!

少しスパイシーな仕上がりのルーにしたいなら、中濃ソースの代わりにウスターソースを使ってもOK!
中濃ソースもウスターソースも主な原材料は同じだけど、一般的にウスターソースのほうが、スパイシーな味付けのものが多いんだ。
味に深みを出したい場合は、隠し味として赤ワインを入れるのもおすすめだぜ。好みに合わせて試してみてくれ!

器に盛ったご飯にルーをかけたら、ハヤシライスのできあがりです。お好みで、みじん切りにしたパセリを振りかけてください。

ハヤシライスの人気アレンジレシピ

美味しいルーがあれば、ご飯にかける以外にも、いろいろな料理に応用することができます!手軽にできる、ハヤシライスのアレンジレシピをご紹介します。

煮込みハンバーグ

余ったルーを使えば、簡単に美味しい煮込みハンバーグが作れますよ。薄切りにした玉ねぎをしんなりするまで炒め、水を加えます。そこに両面を焼いたハンバーグを入れて、沸騰したらアクを取って煮込んでください。その後、火を一旦止めてルーを入れます。味がなじむまで煮込んだらできあがりです。さらに、バターで炒めたにんじんやじゃがいもを添えると、料理に彩りが出ますよ。

ハヤシライスコロッケ

お弁当のおかずや、おつまみにぴったりなコロッケのレシピです。余ったルーに、グリンピースと温かいごはん、炒めた玉ねぎ、こしょうを混ぜ合わせましょう。全体が混ざったら、丸くまとめて小麦粉、溶き卵、パン粉を順に付けていきます。最後に、きつね色になるまで揚げてできあがりです。

パパのハヤシライス、おいしい〜!

悔しいけど、私が前に作ったものより美味しい!
市販のルーじゃなくても、こんなに美味しくできるのね

正しい手順で作れば、特別なことをしなくても
美味しいハヤシライスができるんだぜ!

フラッキーのおかげで上手に作れたよ!
今度はにんにくを入れた、大人のハヤシライスを作ってみようかな?

美味しそうじゃない!食べてみたいわ〜

こうちゃんもいっしょにたべる〜!

森崎 繭香

監 修

森崎 繭香

お菓子・料理研究家/フードコーディネーター
【HP】 http://www.mayucafe.com/

料理教室講師、パティシエを経て、フレンチ、イタリアンの厨房で経験を積み、独立。 書籍、雑誌やWEBへのレシピ提供、テレビ・ラジオ出演など幅広く活動中。カフェやレストランでの経験を軸に、身近な材料を使った自宅でも作りやすいレシピを心がけている。 「野菜たっぷりマリネ、ピクルス、ナムル」(河出書房新社)、「いつものスープでアレンジレシピ60」「小麦粉なしでつくる たっぷりクリームの魅惑のおやつ」(ともに日東書院本社)、「型がなくても作れるデコレーションケーキ」(グラフィック社)など著書多数。

おすすめコンテンツ