お料理レシピ・基本

焼きそばの作り方。定番のソース焼きそば&人気のアレンジレシピ

更新日 2025年04月03日

「うちのご飯は世界イチ」の番外編、お料理の基本をご紹介するミニレッスンへようこそ。第134回は、「焼きそばの作り方」です。基本の焼きそばの作り方からアレンジレシピまで、専用の粉末ソースがなくてもできる焼きそばのレシピをご紹介します。

今日の昼ごはんは僕が作るよ!

やったー!何を作ってくれるの?

へへへ~焼きそばにしようかと思ってるんだ!一人暮らししてたときによく作ってたからさ
ただ、たまに麺が切れたりべちゃべちゃになったりするんだよな…今日はうまくできるかな!?

おいおい、失敗は困るぞ!大丈夫、正しい作り方を覚えれば美味しく作れる!

本当?みんなに喜んでもらえるようにレベルアップしたいから、コツを教えて!

ガッテンだ~!

目次

フラッキーのHow To

基本の焼きそばの作り方

簡単に作れて、幅広い世代から人気の焼きそば。麺と粉末ソースがセットになった、市販の焼きそばは手軽で便利ですよね。ですが、中華蒸し麺を使って自分で味付けをすれば、より好みの風味に仕上げることができますよ。そこで今回は、美味しく仕上げる基本の焼きそばの作り方をご紹介します。

材料(2人分)
中華蒸し麺
2玉
豚バラ肉(スライス)
100g
少々
こしょう
少々
キャベツ(小)
3枚
にんじん
30g
玉ねぎ
1/4個
もやし
40g
サラダ油
大さじ1
大さじ2
ウスターソース
大さじ2
醤油
大さじ1
青のり、かつお削り節、紅しょうが
好みで適量
手順

豚肉はひと口大に切り、塩、こしょうを振ります。

キャベツはひと口大、にんじんは短冊切り、玉ねぎは薄切りにします。
もやしはひげ根と芽を取り除いておきましょう。

中華蒸し麺を、600Wに設定した電子レンジで1分30秒程度加熱します。

フラッキーのcheck

麺をほぐれやすくするコツは温めること!

中華蒸し麺はフライパンに投入する前に、電子レンジで加熱しておくといいぞ。電子レンジで加熱しておくと麺がほぐしやすくなるから、調味料が均等に行き渡るんだ!
麺を十分にほぐせていない状態で炒めると、麺がちぎれたり、調味料が一箇所に固まったりして、仕上がりに影響が出てしまうぞ。このひと手間を忘れずに!

フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、豚肉を入れて炒めます。色が変わってきたら、にんじん、玉ねぎ、キャベツを順に加えて、さらに炒めましょう。

レンジで加熱した麺を加え、酒を入れてほぐしながら炒め合わせます。

ウスターソース、醤油を回し入れて全体に絡めます。

器に盛り、お好みでかつお削り節や青のりをかけ、紅しょうがを添えたら完成です。

焼きそばの人気アレンジメニュー

同じ麺や具材でも、味付けによって全く異なる美味しさを楽しめる焼きそば。簡単にできる、人気アレンジレシピをご紹介します。

塩焼きそば

ソースではなく塩で味付けした、さっぱり食べられる焼きそばです。食べやすい大きさに切った豚肉に、塩とこしょうを振りかけて炒めます。肉に火が通ってきたら、斜め切りにした長ねぎともやしを加えて、さらに炒めます。中華蒸し麺を入れて炒め合わせ、鶏がらスープの素を加えて、塩で味を調えたら完成です。

韓国風ピリ辛焼きそば

普通の焼きそばに飽きたら、ちょっぴり辛い韓国風の味付けにしてみてはいかがですか?醤油、砂糖、コチュジャン、鶏がらスープの素、ごま油、水を混ぜて、合わせ調味料を作っておきます。食べやすい大きさに切った豚肉、玉ねぎ、キャベツ、にらを順に炒めて、しんなりしてきたら蒸し麺を加えます。最後に合わせ調味料を入れて、よく炒めたらできあがり!

よしっ、完成!香ばしいソースの風味がたまらないね♪

やきそば、おいしい~!

麺がちぎれてないし、しっかり全体にソースが絡んでいて本当に美味しい!

炒めるだけの簡単な料理も、ちょっとしたコツで仕上がりが格段に変わるぞ!

昔は自分が食べるために作っていたから適当だったけど…丁寧に作ってみんなで食べるとより美味しいな!
フラッキー、ありがとう!

森崎 繭香

監 修

森崎 繭香

お菓子・料理研究家/フードコーディネーター
【HP】 http://www.mayucafe.com/

料理教室講師、パティシエを経て、フレンチ、イタリアンの厨房で経験を積み、独立。 書籍、雑誌やWEBへのレシピ提供、テレビ・ラジオ出演など幅広く活動中。カフェやレストランでの経験を軸に、身近な材料を使った自宅でも作りやすいレシピを心がけている。 「野菜たっぷりマリネ、ピクルス、ナムル」(河出書房新社)、「いつものスープでアレンジレシピ60」「小麦粉なしでつくる たっぷりクリームの魅惑のおやつ」(ともに日東書院本社)、「型がなくても作れるデコレーションケーキ」(グラフィック社)など著書多数。

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